【知らなきゃ損?】ドラッグストア以外の登録販売者の求人先や転職先を紹介

ドラッグストア以外の登録販売者の求人アイキャッチ 登録販売者

登録販売者の資格をとって、いざ働こうとした時に

登録販売者の就職先はドラッグストア以外にどこがあるの?

働きやすさやお給料はどれくらい違うの?

転職はしやすいのかな?

と疑問に思ったことはありませんか?

私の身近な人にも、ドラッグストアはノルマなどの話から嫌煙し、他の就職先や転職先を探す人もいます。

参考▶【雇用形態別】ドラッグストアのノルマはきついのか、現役社員がぶっちゃけます

そこでこのページでは登録販売者の求人のある職場の特徴や、転職のしやすさなどをまとめました。

最後まで見ていただけたらあなたにピッタリの勤め先が見つかりますよ。

それでは早速見ていきましょう。

ドラッグストア以外の登録販売者の求人

まずはドラッグストア以外の求人はどんなところで出ているのかざっと見てみます。

コンビニエンスストア

量販店(家電、スーパー、ホームセンター)

調剤薬局

製薬会社の営業

介護施設

現在では登録販売者の就職先・転職先はかなり増えています。

それぞれの職場の特徴を見ていきましょう。

コンビニエンスストア

全国に5万軒以上存在しているコンビニでも、登録販売者の採用が進んでいます。

コンビニの多くは24時間営業ですので、いざという時に頼りになる存在。

登録販売者を採用しているコンビニの一例は以下の通り。

登録販売者を採用しているコンビニ
  • ローソン
  • ファミリーマート
  • セブンイレブン

など

コンビニで働くことのメリットは24時間営業していることが多く、自分に合ったシフトを選びやすいことでしょう。

全国にたくさんの店舗が出店しているので自分の通勤しやすいところで働けるのも大きなメリットですね。

融通がききやすいね。

デメリットとしては従業員が少ないので医薬品のことだけではなく、全てのお店の業務も任される可能性があることです。

医薬品の知識を増やしたい人にとっては不向きかもしれません。

もっと勉強したい。

量販店(家電、スーパー、ホームセンター)

家電量販店、スーパー、ホームセンターなどで医薬品を扱っている店舗も増えてきました。

店舗の一角がお薬コーナーになっており、そこに常駐して医薬品の相談にのります。

登録販売者を採用している量販店の一例は以下の通り。

登録販売者を採用している量販店
  • ヤマダ電機
  • オーケーストア
  • マックスバリュ
  • カインズ

など

量販店で働くことのメリットは、医薬品コーナーが比較的広いですので多くの種類の医薬品に触れる機会があることです。

また従業員も多いですので、仕事も医薬品関連に専念できるのも特徴。

たくさん勉強するぞ!

しかし、体調不良の時に「そうだ、電気屋さんで相談しよう!」となる人はなかなかいませんので、いつも買っているお薬をついで買いする人がほとんどでしょう。

そのため、デメリットはお薬相談の機会が少ない可能性があることです。

実践的な知識を身につけたい人にとっては少し物足りなく感じるかもしれません。

もっと相談を受けたいのに…。

調剤薬局

病院を受診した患者さんがお薬を受け取りにやってくる調剤薬局にも登録販売者は働いています。

しかし、今までと違うのは処方箋で出される医薬品は薬剤師が取り扱います。

そのため登録販売者は医薬品の説明よりはお客様対応や電話応対など、事務的な仕事がメインになります。

登録販売者を採用している調剤薬局
  • イオン薬局
  • アイン薬局

など

調剤薬局で働くことのメリットは医療用医薬品などの専門的な知識に触れられることです。

患者さんや病院との医療連携に関われる職場は他にはありませんので、とても貴重な経験を詰めるでしょう。

普段は触れることがない医薬品ばかり!

デメリットは庶務的な仕事内容が多いことです。

レセプト(診療報酬明細書)の入力や処方箋の受付けといった知識や、それらの情報を入力・計算するための簡単なパソコンスキルが必要になります。

スキルの習得するためには新しい勉強が不可欠…。

製薬会社の営業

製薬会社の営業の仕事は主に医療用医薬品のMR(医薬情報担当者)や、自社で販売しているOTC医薬品の営業業務です。

今までは体調の悪いお客さんや患者さんが相手でしたが、こちらは病院やドラッグストアなどが相手になります。

わかりやすさだけではなく、医薬品の研究結果や有用性などの説明も必要になるのでビジネススキルも必要になります。

MRを募集している製薬会社
  • 千寿製薬
  • 伏見製薬
  • クラシエ製薬株式会社

など

製薬会社のMRや営業として働くメリットは年収が良いことや福利厚生が整っている企業が多いことです。

もちろん企業にもよりますが、400〜800万円ほどの年収が期待できます。

また最新医療にも携われるので医療の現場で働きたい人にとっても魅力的な就職先ですね。

仕事もプライベートも充実させるぞ!

デメリットは製薬会社での業務は実務経験(※)に含まれないこと。

※実務経験とは

勤務先で薬剤師・登録販売者の指示のもとに過去5年のうち、通算して2年以上働くこと。

参考▶実務経験なしでも登録販売者になれる?求人の有無や実務経験の積み方を解説!

実務経験がつめないと店舗管理者の要件が満たせなくなってしまい、登録販売者として小売業界に転職しようとしたときにはもったいない感じに…。(詳しくは「転職しやすいのか」の項目にて後述します。)

気軽に転職するのは難しいかも…

介護施設

介護施設の利用者さんは医薬品をたくさん使っていることも多く、薬の管理人として登録販売者が注目されています。

登録販売者を採用している介護施設

全国各地に存在

介護施設で働くことのメリットは今後も需要が増えることが期待できること。

高齢化社会の日本では介護施設の利用者は年々増加し続けるでしょう。

そうなった時に登録販売者の需要も増え続けると考えられます。

今後も職には困らない!

デメリットは介護職員や介護福祉士が登録販売者の資格取得を目指す流れがあり、登録販売者の資格だけではキャリアアップが難しいこと。

介護施設に就職してキャリアアップしたいなら他の介護系の資格も視野に入れておいたほうが良さそうです。

勉強することはたくさんあるな…

ドラッグストア以外の求人の給料水準

さて、それぞれの職場の特徴を見てきて、次に気になるのがお給料水準ではないでしょうか?

ここからはドラッグストア以外の職場のお給料が一体どれくらいなのか、正社員とパート・アルバイトとで見ていきます。

もちろん同じ業種でも企業によって差がありますので、今回の数字はあくまで目安として捉えてくださいね。

ちなみにドラッグストアのお給料はこんな感じ。

正社員:18〜23万円(月収)

パート・アルバイト:900〜1500円(時給)

参考▶【売上トップ10社】ドラックストアで働く登録販売者の給料ランキング2021年度最新版

コンビニ

正社員:20〜25万円(月収)

パート・アルバイト:1000〜1500円(時給)

量販店

正社員:20〜23万円(月収)

パート・アルバイト:1000〜1300円(時給)

調剤薬局

正社員:20〜26万円(月収)

パート・アルバイト:1000〜1500円(時給)

製薬会社

正社員:25〜30万(月収)

介護施設

正社員:20〜25万円(月収)

パート・アルバイト:1100〜1500円(時給)

基本的に似たような給料水準ですが、製薬会社はダントツ高め。

しかし、製薬企業はパート・アルバイトでの求人は見つけることが難しい業種ですので正社員として働くことが条件になりそうです。

パート・アルバイトで給料をあげたいのであれば、コンビニなど深夜勤務が発生する職場を選ぶと良さそうですね。

単純にお給料だけで決めるのは難しそう…

お給料も大切な基準の一つですが、それぞれの職場の特徴をもう一度見返して、自分の興味や働きやすい職場を選んだほうが良さそうです。

自分の強みがわからない…

たくさんあって選べない…

自分の希望の働き方はどこならできるの?

ということがあれば転職サイトや転職エージェントに登録してみるのがおすすめ。

自分に合った職場探しをプロがサポートしてくれるので、就職・転職の悩みがグッと減るでしょう。

参考▶【絶対に押さえておきたい】転職サイトと転職エージェントの違いとおすすめ

ドラッグストア以外には転職しやすいのか

登録販売者の資格を持っている場合の転職のしやすさは『管理者要件(※)を満たしているか』が大きなポイントになります。

※管理者要件とは

登録販売者が一人で医薬品を販売するために必要な経験(実務経験)をつんでいること。

管理者要件を満たしていないと一人で医薬品を販売することができません。

他の従業員が登録販売者の資格を持っていたら問題はありませんが、登録販売者の在籍が少ないコンビニや量販店などは自分しか資格を持っていないということも珍しくありません。

そうなると管理者要件を満たしていない場合の就職や転職は難しくなるでしょう。

資格を取っただけじゃダメなんだ。

実際に求人サイトを確認すると、コンビニや量販店の条件に「管理者要件を満たす方」と記載されていることがほとんどです。

ドラッグストアや調剤薬局は未経験で働きながら実務経験を積むことができるので、未経験の方はそちらを選ぶと良いでしょう。

実務経験をつみ、管理者要件を満たしたら、鬼に金棒。

コンビニや量販店などの小売業界への転職は格段にスムーズになりますよ。

いろんな経験が選び放題!

ここで一つ注意点がありまして、登録販売者の管理者要件は過去5年のうち、通算して2年以上の実務経験がないと失効してしまいます。

そして製薬企業での仕事は実務経験と認められていません。

そのため製薬企業に就職した場合の多くは管理者要件が失効してしまいます。

小売業界への転職も視野に入れている人は気をつけましょう。

製薬企業は長く働くことを念頭においておいたほうが良いかも

ちなみに再度実務経験をつめば管理者要件を満たした登録販売者として働くことは可能です。

ドラッグストアも視野に入れつつ就職先・転職先を見つけよう

以上、ドラッグストア以外の就職先・転職先について見てきました。

それぞれの職場に良し悪しがありますよね。

コンビニエンスストア

量販店(家電、スーパー、ホームセンター)

調剤薬局

製薬会社の営業

介護施設

今回はドラッグストア以外ということでしたが、ドラッグストアも含めて就職・転職先を探すと選択肢が増えますよ。

自分一人での就職・転職先に迷ったらサイトに登録してプロにサポートしてもらいましょう。

参考▶【絶対に押さえておきたい】転職サイトと転職エージェントの違いとおすすめ

登録販売者が仕事をきついと感じる瞬間とその対策をまとめたページもあるのでよかったら。

参考▶【聞いてみた】登録販売者のきつい瞬間7つとその対処法

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