フェミニーナとデリケアの違いとよくある質問5つ【デリケートゾーンのかゆみ】

デリケートゾーンがかゆい……。

フェミニーナとデリケアってよく聞くけど、何が違うの？

とお困りではないですか？

このページではフェミニーナとデリケアの違いについて確認していきます。

後半には「子どもにも使えるの？」「男性でも使えるの？」といった、よくある質問にも回答していきます。

ぜひ最後まで読んでくださいね。

フェミニーナとデリケアの違い

では早速、フェミニーナとデリケアの違いについて見ていきましょう。

大雑把な違いは以下のとおりです。

それぞれの商品についてもう少し詳しく解説していきますね。

フェミニーナ軟膏

フェミニーナ軟膏は小林製薬から発売されるデリケートゾーンのかゆみに使う塗り薬。

軟膏と書いてありますが、実際はクリームでベタつかずに使えます。

デリケアに比べるとかゆみ止めが多いので、

かゆみをなんとかしたい！！

という人におすすめです。

同じシリーズにさっぱり使えるジェルタイプや手が汚れないミストタイプもあります。

また、フェミニーナUPはフェミニーナに比べて炎症止めが多く配合されます。

パッケージには“尿かぶれ”が全面で押されていますが、それだけでなく、赤みが強いかゆみや痛がゆい感じにも使用できます。

デリケア

デリケアはムヒで有名な池田模範堂から発売されるデリケートゾーンのかゆみ止めです。

フェミニーナ軟膏同様、クリームタイプなのでベタつきません。

フェミニーナ軟膏に比べて安価ですので、

かゆみはそこまでひどくない。

ちょっと試しに使ってみたい。

という人におすすめです。

同じシリーズには男性向けのデリケアエムズがありますが、かゆみを抑える内容はほぼ同じで、スーッとする成分が新たに配合されるのが特徴です。

よくある質問

商品の違いを見たところで、よくある質問を見ていきましょう。

よくある質問の一覧はこちら。

それぞれの質問に回答していきます。

子どもに使えるの？

フェミニーナ軟膏、デリケアともにお子さんにも使用できます。

フェミニーナ軟膏は7歳以上のお子さんから（7歳未満のお子さんに使いたい場合は、医師・薬剤師・登録販売者に相談してから）。

デリケアは生後1ヶ月以上を目安に使用できます。

妊娠・授乳中にも使えるの？

フェミニーナ、デリケアともに妊娠・授乳中にも使えます。

ただし、妊娠中はお肌が敏感なことや、他の感染症も考えられることから、フェミニーナ軟膏を販売する小林製薬では受診することを勧めています。

デリケアを販売する池田模範堂では、できるだけ少量を5〜6日間使用し、症状の改善が見られない場合は同じく受診するよう勧めています。

男性は使えるの？

フェミニーナ、デリケアともに男性が使用して問題ありません。

デリケアはデリケアエムズという男性向けの商品もありますが、スーッとする成分が配合されているので刺激が苦手な方はフェミニーナやデリケアの女性向けを使用してください。

カンジダに使えるの？

フェミニーナ、デリケアともにカンジダには使用できません。

カンジダはカンジダ菌が原因で発症するため、カンジダ菌を殺菌できるお薬を使わないと効果がありません。

また、かゆみを抑えることでカンジダの発見を遅らせてしまうことがあることから、カンジダが疑われる症状が出たときは使用を中止しましょう。

初めての場合は受診して検査してもらいましょう。

再発の場合であればカンジダ専用のお薬で対応できます。

おりものの変化や性交痛など中の症状には膣錠を、痒みや赤みなどの外の症状には塗り薬を使用しましょう。

薬を使ったらヒリヒリしたり熱くなったりかゆみが悪化するんだけど？

フェミニーナ、デリケアともに一時的なものであれば問題ありません。

かゆみがひどくなると、皮膚のかゆみを感じる神経が伸び、かゆみをより感じやすくなるという悪循環が起こります。

そうすると薬を使ったときに刺激になり、一時的にかゆみを感じることがあります。

しばらく様子を見て徐々に収まるようであれば問題ありません。

ただし、以下の場合は薬があっていなかったり、薬にかぶれている可能性があります。

これらの場合は受診してお薬を選んでもらうとよいでしょう。

まとめ

以上、フェミニーナとデリケアの違いでした。

後半にはよくある質問にも回答しましたので、使う際は是非参考にしてくださいね。