
最近なんだか膝が痛い……。
コンドロイチンのCMをよく見るけど、試してみようか迷うなぁ。
というそこのあなた。
このページではコンドロイチンZS錠の効果についてわかりやすく検証していきます。
後半にはコンドロイチンとグルコサミンの違いも解説しますので、痛みにお悩みの人はぜひ最後まで読んでくださいね。
【研究結果あり】コンドロイチンZS錠の効果はあるのか

早速最初にコンドロイチンZS錠の効果について見ていきましょう。
コンドロイチンZS錠の効能効果はこちら。
関節痛、腰痛、五十肩、神経痛、音響外傷性難聴、神経性難聴、疲労回復
いくつかありますが、この中でも気になるのが関節痛である膝や腰の痛みに対する効果ですよね。
コンドロイチンは今までの研究で、胃酸で分解されるので関節には届かない、つまり効果がないと言われてきました。
しかし近年、ゼリア新薬と城西大学薬学部の共同で行った研究で、コンドロイチン硫酸が軟骨形成や皮膚の弾力性を高めるという内容が発表されました(コンドロイチン硫酸の軟骨及び皮膚に与える影響)。
さらに、藤田保健衛生大学医学部の研究では変形性膝関節症患者の関節の痛みや不快感が低くなることも発表されています(コンドロイチン硫酸ナトリウムの変形性膝関節症愚者に対する臨床効果について)。

効果アリとする研究も増えているんです。
実際に私がドラッグストアでお薬相談をしていると、偶然とは思えない確率で「効いている」と回答されるお客様が多数いらっしゃいます。
私も学生の頃はコンドロイチンは飲んでも効かないと教えらた世代ですが、否定できないほどの効果実感の声を耳にして今では考えを改めました。

医療関係者でも効果を実感する声も多数耳にします。
ただし、メーカーも説明していることですが、コンドロイチンは多くの人にとって有効ですが、効果が出にくい人がいるのも事実です。
1ヶ月ほど使っても効果が実感できないという人は体質にあっていないと考えられますので、その場合はお医者さんに相談するようにしましょう。
コンドロイチンZS錠の使用ポイント
ではコンドロイチンZS錠を実際に使ってみたいと思った人に、効果実感のための使用の際のポイントをお伝えしましょう。
コンドロイチンZS錠の有効成分であるコンドロイチン硫酸エステルナトリウムは吸水力に優れた商品です。
使用するときに少ない水で飲むと食道や胃壁にくっついて炎症を起こすことがあるため、多めの水で飲むようにしましょう。

目安は180〜200ml。
また、胃腸が弱い人は胃への刺激をより和らげるために、食後すぐに飲むのもおすすめです。
コンドロイチンとグルコサミンの違い

さて、コンドロイチンZS錠について見た後は、グルコサミンとの違いについて見ていきましょう。
コンドロイチンもグルコサミンも「関節痛に」というイメージがありますが、実は使い分けがあります。
- グルコサミン:予防に
- コンドロイチン:予防に
- コンドロイチン硫酸:治療に⬅コンドロイチンZS錠
どういうことか詳しく見ていきましょう。
まずは下の図を御覧ください。

グルコサミンは体の中で変換されてコンドロイチン硫酸にまで変換されます。
そして、コンドロイチン硫酸に変換されてようやく膝や腰の関節に届くようになります。

これが正常な流れです。
しかし、年齢が上がることや体質によってコンドロイチン硫酸に変換される量が減ってしまいます。
そうすると軟骨成分が減り、関節で痛みが出てきます。

これが関節痛の一連の流れです。
では先程述べた「コンドロイチン硫酸は治療、コンドロイチン・グルコサミンは予防」について見ていきましょう。
軟骨まで届くには最終段階まで変換される必要がありました。
しかし、関節に痛みを抱えている人の多くはコンドロイチンからコンドロイチン硫酸への変換がうまくいっていない可能性があります。
つまり、グルコサミンやコンドロイチンをどれだけ摂っても、コンドロイチン硫酸にまで変換されないと効果を実感しづらいということです。

おそらくグルコサミンやコンドロイチンが効かないという人はこれが原因。
よって、まだ変換がうまくできている時期からグルコサミンやコンドロイチンを予防として補充することは大切ですが、痛みなどの症状に対する治療には軟骨成分であるコンドロイチン硫酸を直接摂ってあげることが大切なのです。
ちなみに予防として摂取したほうが良い人の例は、日常的に運動をしている人、関節の曲げ伸ばしに違和感がある人です。

予防的にグルコサミンやコンドロイチンを摂取することで痛みが起こりにくく、健康に過ごせるサポートをしてくれるでしょう。
まとめ:あなたはコンドロイチンZS派?それともグルコサミン派?
以上、コンドロイチンZSの効果についてと、グルコサミンとの違いでした。
コンドロイチンZS錠は効果を実感している人も多い医薬品です。
試してみようと思った場合は、最低でも1ヶ月続けて効果を実感できるか確認してみてください。
そして、コンドロイチンとグルコサミンの違いについても説明しました。
グルコサミン:予防に
コンドロイチン:予防に
コンドロイチン硫酸:治療に⬅コンドロイチンZS錠
すでに痛みが出ている場合はコンドロイチン硫酸を使ったコンドロイチンZS錠を使いましょう。
普段から運動をしている人、最近関節に違和感を感じ始めた人はグルコサミンやサプリメントから試してみるのがおすすめです。


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