
なんとなくお腹に違和感がある……。
でもこれって膀胱炎なんだろうか?
とお悩みではありませんか?
このページでは膀胱炎の症状や原因についてわかりやすく解説していきます。
男女での違いや、市販薬についても解説していきますので、ぜひ最後まで呼んでくださいね。
膀胱炎かどうか判断するときにチェックしてほしい症状や男女の違い

では最初に、膀胱炎になったときに現れやすい症状を解説していきましょう。
ここでは最初に膀胱炎を判断するときにチェックしてほしい症状と、男女で症状は変化するのか見ていきます。
膀胱炎の症状チェック
膀胱炎かどうか判断するときにチェックしてほしい症状は以下の5つ。
- 頻尿
- 残尿感
- 尿の濁り
- 排尿痛
- 血尿
膀胱炎は細菌感染によって膀胱に炎症を起こす状態です。

さっきもトイレに行ったのにまた行きたくなってきた。
トイレに行ってもスッキリしない。
という症状から始まり、炎症がひどくなると

おしっこをするときにしみる。
おしっこが赤みがかってきた。
という症状に変わっていきます。
膀胱炎か悩んだときに特に注意して観察してほしいのが『尿の濁り』。
普段の尿は無菌の状態ですので、色の濃淡に変化は合っても濁ることはありません。
膀胱で細菌が繁殖すると尿が濁るため、最終的な判断がつきにくいという人は尿が濁っているかどうかを観察してください。
膀胱炎の男女の違い
膀胱炎の症状は、男女で違いはあるのでしょうか?
答えは

男女でも同じ症状。
です。
膀胱に炎症が起こると起きる症状は、男女で違いはありません。
しかし、男女で大きく異なることは膀胱炎のかかりやすさです。

え、どういう事?
という人のために簡単に解説します。
膀胱炎は尿道から侵入した細菌が、尿道をさかのぼった先にある膀胱で繁殖すると症状を起こします。
そして女性の方が尿道が短いため、細菌が侵入する確率も高まり膀胱炎にかかりやすくなります。
ただし、男性であっても膀胱炎は起こります。
女性だけでなく男性の方々も、次から説明する市販薬で対応できますので最後までお付き合いくださいね。
膀胱炎におすすめの市販薬

さて、膀胱炎の症状を確認したところで、膀胱炎におすすめの市販薬を見ていきましょう。
膀胱炎で使われる市販薬はこちら。
- 猪苓湯
- ボーコレン
- 腎仙散
- 竜胆瀉肝湯
それぞれ内容を確認しつつ、特徴をおさえていきましょう。
猪苓湯
猪苓湯は比較的初期の状態で使われる膀胱炎のお薬です。
猪苓湯の働きは水のめぐりを良くすることで排尿を促し細菌を洗い流します。
そのため、

何度もトイレに行っているのにスッキリしない……。
という人におすすめです。
ボーコレン
ボーコレンは少し症状が進んだ膀胱炎に使われるお薬で、よく腎仙散と比較されるお薬でもあります。
その理由は配合成分がそっくりだから。
どちらも以下の3つの働きがあります。
- 細菌を洗い流す働き
- 炎症を抑える働き
- 菌を弱らせる働き
この中でもボーコレンは、栄養を与える成分が多く、2の「炎症を抑える働き」を補強するとされますので

おしっこをするときにしみる……。
何度も繰り返している……。
という人におすすめです。
腎仙散
腎仙散はボーコレン同様、少し症状の進んだ膀胱炎に使われるお薬です。
腎仙散もボーコレンと同じ以下の3つの働きがあります。
- 細菌を洗い流す働き
- 炎症を抑える働き
- 菌を弱らせる働き
この中でも腎仙散は3の「菌を弱らせる働き」が優れているので、

早く治したい!
という人におすすめです。
竜胆瀉肝湯
最後の竜胆瀉肝湯は、市販の中では一番症状が進んだ膀胱炎に対応できるお薬です。
炎症を抑える働きが他に比べて強く、

痛みが強い。
おしっこが赤みがかってきた……。
という症状におすすめです。
ただし、血尿の症状が強かったり、熱が出ているような状態は市販薬では対応しきれません。
そんな場合は泌尿器科や内科、女性であれば婦人科を受診しましょう。
まとめ:膀胱炎かどうか自分でもチェックできるようになろう!
以上、膀胱炎の男女の違いや市販薬の紹介でした。
- 頻尿
- 残尿感
- 尿の濁り
- 排尿痛
- 血尿
膀胱炎の症状は男女で変わりませんが、かかりやすさは男女で異なるということをお話しました。
中でも膀胱炎の判断には尿の濁りを注意して観察しましょう。
また、症状によっておすすめの市販薬も紹介しました。
【猪苓湯:頻尿、残尿感が気になる】
【ボーコレン:何度も繰り返す】
【腎仙散:早く治したい】
【竜胆瀉肝湯:痛みや血尿がある】
膀胱炎は繰り返しやすい症状です。
細菌感染に負けないよう、普段から清潔に保ったり、疲れを溜めない生活を心がけてくださいね。
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疲れに負けないカラダづくりに、こちらのページもチェックしてみてください。
参考▶【医薬品6選+サプリ4選】ドラッグストア薬剤師おすすめマルチビタミンの違いや選び方

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