【胃薬のおすすめ5つ】太田胃散/キャベジン/ガスター/大正漢方胃腸薬/パンシロンの違いと使い分けを解説

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太田胃散、キャベジン、ガスター、大正漢方胃腸薬、パンシロンの違い 医薬品

食べすぎ・飲みすぎ・胸焼け・もたれ……。

胃で気になる症状って様々ありますよね。

更に、胃薬も太田胃散、キャベジン、ガスター、大正漢方胃腸薬、パンシロンなど、種類も様々。

 

もう!何を選んだらいいの!?

と、お困りの人も多いのではないでしょうか?

胃薬は間違ったものを選んでしまうと、効果がないどころか悪化させてしまう可能性も……。

このページではドラッグストアでお薬担当として働いている私が、太田胃散、キャベジン、ガスター、大正漢方胃腸薬、パンシロンの違いをわかりやすく解説します。

それぞれの商品でどんな症状が出ているときにおすすめなのかも紹介しますので、自分ひとりでも胃薬選びが簡単になりますよ。

太田胃散、キャベジン、ガスター、大正漢方胃腸薬、パンシロンの違い

太田胃散、キャベジン、ガスター、大正漢方胃腸薬、パンシロンの違い

では早速、太田胃散、キャベジン、ガスター、大正漢方胃腸薬、パンシロンの違いについて見ていきたいのですが、その前に予備知識。

胃薬の3つの種類について説明させてください。

 

これを理解するだけで胃薬の選び方が格段に楽になりますよ。

胃薬の3つの種類はこちら。

  1. 消化促進薬
  2. 胃酸抑制薬
  3. 総合胃薬

【消化促進薬】消化を助ける成分です。

胃酸の分泌が足りなかったり、胃腸の動きが悪いことで消化不良が起きているときに使います。

 

食後の胃もたれや気持ち悪さに。

【胃酸抑制薬】胃酸の働きを抑える成分です。

胃酸が出すぎているときや、胃酸で胃の粘膜が荒れているときに使います。

 

お腹に何も入っていない時間帯(空腹時や夜間)の胸焼けや痛みに。

【総合胃薬】は消化促進薬と胃酸抑制薬が一緒になった胃薬。

いろんな症状が混ざっている、どっちつかずな症状であるときに使います。

 

何人かで使う家族の常備薬に。

この3つの薬の分類を抑えながら太田胃散、キャベジン、ガスター、大正漢方胃腸薬、パンシロンの違いを見ていきましょう。

最初に一覧をお見せすると、こちらのようになっています。

【太田胃散】総合胃薬

次から詳しい内容を見ていきましょう。

太田胃散(総合胃薬)

太田胃散は総合タイプの胃薬

消化を助ける成分も、消化を押さえる成分も一緒になっているので、

 

いろんな症状が出て困っている……。

何を選んだらいいかわからない……。

という人におすすめです。

芳香性健胃薬(香りにより胃の動きを促進する成分)が入っているので、独特な香りのする粉薬です。

オブラートを使うと胃薬の働きを邪魔してしまうので、できればそのままで使用しましょう。

また、太田胃散Aという似た商品もありますが、太田胃散に比べて脂質を分解する成分が多めに入るので、

特に油っぽい食事の後の胃もたれが気になる。

という人におすすめです。

 

こちらは錠剤ですので粉が苦手な人も使いやすいですね。

キャベジン(総合胃薬)

キャベジンも総合タイプの胃薬です。

キャベジンで特徴的なのが、MMSC(メチルメチオニンスルホニウムクロリド)という成分で、胃粘膜を修復する働きがあります。

 

キャベツ汁から見つかった成分です。

キャベジンの名前の由来にもなりました。

胃酸を出したり、抑える成分だけでなく胃の粘膜を修復することで、胃を根本から元気にしてくれます。

ガスター10(胃酸抑制薬)

ガスター10は胃酸を抑制する胃薬です。

胃酸が出すぎて胃の粘膜を荒らしてしまっている症状に使います。

特に

 

空腹時や夜間〜朝にかけて症状が出る……。

という人におすすめです。

市販薬の中では胃酸を抑える働きが一番強いものですので、特に痛みが強い人は試してみるといいかもしれません。

大正漢方胃腸薬(消化促進薬)

大正漢方胃腸薬は消化を促進する胃薬です。

中身は『安中散』と『芍薬甘草湯』がセットになった漢方製剤になります。

安中散:弱った胃の働きを助ける、胃腸の冷えを改善する

芍薬甘草湯:緊張をほぐして痛みを和らげる

胃腸の働きを高めてくれるので、

 

もともと胃腸が弱い……。

もたれやすい……。

という人におすすめ。

 

似た商品の大正胃腸薬Kは痛み止めが多めに入っています。

胃腸の弱りで痛みが出やすい人にはこちらがおすすめです。

パンシロン(総合胃薬、胃酸抑制)

パンシロンは総合のタイプ2つ胃酸抑制のタイプ2つ

まず総合タイプはパンシロンGとパンシロン01+の2つです。

パンシロンGは、糖質やタンパク質の分解を助ける成分出過ぎた胃酸を抑える成分胃腸を元気にする成分などが配合されます。

家に1つ胃薬を置いておきたい。

というときにおすすめ。

 

同じ総合の胃薬であるパンシロン01+(ゼロワンプラス)は脂質の分解を助ける成分胃の粘膜を修復する成分が更に配合されるのでパワーアップした処方になっています。

油もので症状が出やすくなってきた。

という人におすすめです。

 

 

それに対して胃酸抑制タイプにはパンシロンキュアとパンシロンクールNOWの2つがあります。

パンシロンキュアは胃酸の分泌を抑制する成分にプラスして胃の粘膜を修復する成分が入ります。

胃酸で荒れてしまった粘膜を治してくれるので胃酸過多の症状を

 

何度も繰り返す……。

症状が長引いている……。

という人におすすめになります。

 

パンシロンクールNOWはパンシロンキュアと同じく胃酸抑制に働きますが、水なしで服用できるチュアブル錠に加えて、痛みを抑える成分が配合されるので、

外出先で胃が痛くなったときに使えるものが欲しい。

という人におすすめです。

まとめ:総合、胃酸抑制、消化促進を使いわけよう!

総合、胃酸抑制、消化促進を使いわけよう!

以上、太田胃散、キャベジン、ガスター、大正漢方胃腸薬、パンシロンの違いまとめでした。

胃薬は総合、胃酸抑制、消化促進の3種類に分けられます。

【太田胃散】総合胃薬

まず自分に必要な胃薬はどの成分なのか見極め、それに合った商品を選びましょう。

 

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