寝汗の原因と、寝汗に使われる漢方を解説!受診したほうが良い危険な寝汗も紹介

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健康

汗がびっしょりで起きる。

夜中に着替えなくてはいけないほどの汗がでる。

という人はいませんか?

このページでは寝汗が起こる原因と、その原因に合わせた漢方薬を紹介していきます。

後半には危険な寝汗と称して、寝汗の原因に疾患が潜んでいる可能性について解説します。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

寝汗が起こる原因と、寝汗に使われる漢方

漢方処方を見る前に寝汗が起こる原因について見てみましょう。

原因は、漢方で考えるところの「気」というエネルギーの不足が考えられます。

「気」というのは体の表面を覆っているエネルギーのようなもので、外から悪いものが入らないように防いだり、中から必要なものが漏れ出ないように働きます

この「気(エネルギー)」が不足することで体の中から水分が漏れ出てしまっている状態が寝汗なんです。

寝汗の原因はエネルギー不足。

エネルギー不足で汗をかき、汗をかいて体力を使うことで更にエネルギー不足になる、というサイクルにも陥りやすいので早々に対処することが大切になります。

さてこのエネルギー不足、いろんなことで起きるのですが、今回は2つのパターンを取り上げて見ていきます。

  1. 胃腸の弱り
  2. 心の弱り

それぞれにおすすめの漢方薬も紹介しますので、是非当てはまるものがないか確認してみてください。

寝汗の原因①胃腸の弱り

胃腸は食べ物の消化吸収に関わっていますが、胃腸が弱った状態ではエネルギーを作り出すことができず、「気」が不足してしまいます。

そこで胃腸の弱りからくる寝汗には補中益気湯がおすすめ。

補中益気湯は胃腸の働きを助けて元気にしてくれる漢方で、効能効果にきちんと「ねあせ」と書かれています。

そのため、

最近食欲がない……。

なんだか疲れやすい……。

という人におすすめです。

寝汗の原因②心の弱り

ここでの「心」はそのまま心臓の働きも含みますが、メンタルという意味も含みます。

中医学的にはメンタルが揺れ動くことによって体の中の水分も揺れ動き、それが外に漏れ出てしまうことでも汗がでるとされています。

緊張すると汗が吹き出るのはその典型ですね。

そんなタイプの人には桂枝加竜骨牡蠣湯がおすすめです。

効能効果に「ねあせ」の記載はありませんが働きを考えると寝汗にもよく使われる漢方なんです。

そのため、

ゆとり
ゆとり

心配ごとや悩みごとがある……。

緊張しやすく集中できない……。

という人におすすめです。

メンタル(心の弱り)に効いてくれる漢方で、神経症や不眠症に効いてくれます。

不眠でお困りの人はより詳しく解説したこちらもチェック。

参考▶【市販で買える】不眠におすすめの漢方6つと効果的な使い方を解説

受診したほうが良い危険な寝汗

さて、漢方薬の解説をしてきましたが、寝汗には危険な疾患が隠れている場合もあります。

そういった場合は漢方薬では対応できず、専門の医療機関での治療が必要です。

そこでここでは危険な寝汗にはどういった疾患が隠れているのか、寝汗以外の症状はどんなものがあるのか見ていきましょう。

危険な寝汗の主な原因になる疾患や寝汗以外の症状はこちら。

  • 結核:せき、たん、熱
  • 甲状腺機能亢進症:動悸、疲労感
  • がん:体重減少、倦怠感
  • 低血糖:ふるえ、集中力の低下

寝汗と一緒にこれらの症状が出ているという人はまずは受診をするようにしましょう。

また、この他にも更年期障害で寝汗が起こることがあります。

更年期障害について気になっている人はこちらのページでも解説しています。

参考▶【もしかして更年期?】加味逍遙散、当帰芍薬散、桂枝茯苓丸の違いと併用は可能なのか解説

参考▶命の母A/ホワイト/アクティブ/メグリビの違いや口コミ・最安値を徹底調査

まとめ:寝汗の原因を見極めよう!

以上、寝汗の原因と寝汗に使われる漢方でした。

【補中益気湯:胃腸の弱り】

【桂枝加竜骨牡蛎湯:心の弱り】

後半には受診したほうが良い危険な寝汗についても解説しました。

寝汗以外に気になる症状がある人はまずは受診するようにしてくださいね。

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