かゆみ止めを探していたときに
あれ?メンソレータムADとメンタームEXプラスって似ているな?
どっちがおすすめなんだろう?
と悩んでいませんか?
このページではメンソレータムADとメンタームEXプラスの違いについて解説します。
後半には乾燥肌のかゆみを抑えるためのポイントを5つ紹介します。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
メンソレータムADとメンタームEXプラスの違い
では早速、メンソレータムADとメンタームEXプラスの違いを見ていきたいのですが、その前に共通点について先に確認しておきましょう。
メンソレータムADとメンタームEXプラスはどちらもカサつく肌に使うかゆみ止めです。
乾燥した時期に出る、しつこいかゆみに重宝します。
では本題のそれぞれの商品の違いですが、ここで注目したい違いは以下の3つ。
【成分】
メンソレータムAD:かゆみ止め多め
メンタームEXプラス:保湿剤多め
【剤形】
メンソレータムAD:クリーム、乳液、スプレー
メンタームEXプラス:クリーム、乳液
【値段】
メンソレータムAD:高め
メンタームEXプラス:安め
商品の詳細を見つつ、その違いについて詳しく解説していきます。
メンソレータムAD
メンソレータムADはロート製薬から販売されるカサつく肌のかゆみ治療薬です。
まずは1つ目の成分の違いですが、メンソレータムADはかゆみ止めが多く配合されています。
そのため、
今出ているかゆみを抑えたい!
という人におすすめです。
同じ有効成分でラベンダーの香りのメンソレータムADボタニカルもあります。
2つ目の違いの剤形ですが、メンソレータムADはクリームタイプのほか、ベタつかずに伸びが良い乳液タイプと、手が汚れないスプレータイプが存在します。
乳液タイプはメンタームEXプラスにも存在しますが、スプレータイプがあるのはメンソレータムADだけ。
手が汚れないだけでなく、
手が届きにくい背中にも使えるので便利。
と、使い勝手を重視する人におすすめです。
3つ目の違い、値段を見ていきましょう。
現在(2024/11)、アマゾン価格でメンソレータムADクリーム145gが750円(5.1円/g)。
メンタームEXプラスの値段は150g542円(3.6円/g)。
時期によって変動はあると思いますが、メンソレータムADのほうが割高な傾向にあります。
メンタームEXプラス
メンタームEXプラスは近江兄弟社から発売されるカサつく肌のかゆみ治療薬です。
成分の違いとして、メンタームEXプラスは尿素を配合しているのでメンソレータムADに比べて保湿効果が高めです。
そのため、
かゆみよりも乾燥が気になる。
お肌が白く粉吹いている。
という人におすすめです。
尿素を使ったクリームに関してまとめてあるページもありますので、乾燥が気になる人はこちらもどうぞ。
参考▶尿素クリームの濃度による効果の違いと市販のおすすめ商品9選
メンタームEXは今のところ、クリームの他には伸びが良い乳液タイプのみ。
乾燥メインでケアがしたいけどクリームや乳液じゃ手が届かないという人は、こんな便利道具がありますよ。
値段に関しては前述したようにメンタームEXプラスのほうがお手頃価格。
頻繁に使うなら続けやすい価格なのも嬉しい。
乾燥肌のかゆみを抑える5つのポイント
商品の違いをチェックしたところで、後半は乾燥肌のかゆみを抑えるためのポイントを5つ見ていきましょう。
- 掻かない
- かゆいところは冷やす
- 保湿する
- お風呂でのケア
- 加湿する
それぞれもう少し詳しい内容を見ていきましょう。
掻かない
小さい頃に親御さんに「掻いちゃだめ」と注意されて育った人も多いのではないでしょうか。
実はこれ、学術的にも合っているんです。
かゆいところを掻いてしまうと、その刺激によってかゆみを感じる神経が刺激され、肌の表面まで伸びてきます。
そうするとかゆみが増幅し、かゆみの無限地獄に突入してしまいます。
そのためかゆみ対策の基本は、掻かないということを心得ておきましょう。
かゆいところは冷やす
それでもかゆいものはかゆい。
なんとかかゆみを誤魔化したい!
という人は、かゆいところを冷やしましょう。
かゆいところは炎症が起き、熱がこもった状態です。
その熱を冷ましてあげるだけでも、かゆみはだいぶ和らぎます。
氷や保冷剤をタオルにくるんだものや、濡らしたタオルをあてるなどの方法があります。
保湿する
かゆみの原因が乾燥だった場合は保湿が最大重要項目。
原因を解決しなければかゆみはずっと出続けます。
先ほど紹介したメンソレータムADやメンタームEXプラスは保湿成分も入りますが、成分量は少なめ。
そのため乾燥する人は保湿剤を一緒に使うようにしましょう。
そんなときにおすすめなのが、病院で処方されるヒルドイドと同じヘパリン類似物質を使う医薬品の保湿剤です。
ヘパリン類似物質は水分をお肌に与えるだけではなく、壊れてしまったお肌の潤い構造を作り直してくれます。
根本的な治療ができます。
かゆみ止めと一緒に使う場合は、かゆみ止めの前に保湿すること。
かゆみ止めの浸透も良くしてくれますよ。
また、痒くなってからの保湿も重要ですが、かゆみが収まってからも保湿は続けましょう。
お肌の乾燥を防ぐことで潤い構造を保つことができ、かゆみの出にくいお肌を作ってくれますよ。
お風呂でのケア
乾燥肌の人はお風呂での行動もとても重要になってきます。
まずはお湯の温度は38〜40度のぬるめで設定しましょう。
それ以上の温度ではかゆみを感じる神経が刺激され、余計にかゆみが増してしまいます。
お湯に保湿のできる入浴剤をいれるのも効果的です。
お湯だけではお肌を守っている皮脂が洗い流れ、お肌が乾燥しやすい状態になってしまいます。
保湿ができる入浴剤を使えば一番無防備な状態の入浴時間も、保湿ケアができる贅沢な時間に変えることが出来ますよ。
同じ理由で、体を洗うときにも保湿のできるボディーソープを使いましょう。
ボディータオルを使わずに洗える泡タイプのものがおすすめです。
お風呂上がりはすぐに保湿を行いましょう。
保湿剤は先ほど紹介したヒルマイルドのローションタイプが伸ばしやすいのでおすすめです。
お風呂上がりは一番お肌が乾燥しやすいので、スピード感を大切にケアしていきましょう。
加湿する
お肌の保湿はもちろん、お部屋の加湿も重要です。
部屋が乾燥していると肌も乾燥し、かゆみが出やすくなります。
乾燥する冬の時期はもちろん、夏もエアコンの使用で乾燥しやすい状況が続きます。
部屋の中に濡れたタオルを置いたり、加湿器を使って部屋を加湿しましょう。
まとめ
以上、メンソレータムADとメンタームEXプラスの違いでした。
【成分】
メンソレータムAD:かゆみ止め多め
メンタームEXプラス:保湿剤多め
【剤形】
メンソレータムAD:クリーム、乳液、スプレー
メンタームEXプラス:クリーム、乳液
【値段】
メンソレータムAD:高め
メンタームEXプラス:安め
また、後半にはかゆみを抑えるポイントも5つ紹介しました。
- 掻かない
- かゆいところは冷やす
- 保湿する
- お風呂でのケア
- 加湿する
肌トラブルの約7割は乾燥が原因と言われます。
かゆみが出る前からこれらのポイントを押さえ、かゆみ知らずのお肌を作っていきましょう。
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