【咳止め】ブロンとブロンエースの違いは?錠剤とシロップの違いも併せて解説!

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ブロンとブロンエースの違い 健康

せき止めで有名なブロン。

でも

ブロンとブロンエースって何が違うの?

とお困りではないですか?

このページではブロンとブロンエースの違いについてわかりやすく解説します。

後半には錠剤とシロップの違いについても説明します。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

ブロンとブロンエースの違い

ブロンとブロンエースの違い

では早速ですがブロンとブロンエースの違いを見ていく前に商品のラインナップを確認しましょう。

ブロンにはシロップ錠剤でそれぞれ2種類ずつ商品が発売されています。

  • エスエスブロン液L(シロップ)
  • 新ブロン液エース(シロップ)
  • エスエスブロン錠(錠剤)
  • 新エスエスブロン錠エース(錠剤)

今回はこれらすべての商品の違いについて見ていくので少し長くなるかもしれません。

そのため、「結論だけ知れたらいい」という人のために、簡単にまとめた結論はこちら。

  • エスエスブロン液L:副作用少ないシロップ剤
  • 新ブロン液エース:強めのせき止めシロップ剤
  • エスエスブロン錠:せき止めMAXの錠剤
  • 新エスエスブロン錠エース:せき止めMAX+たん切りMAXの錠剤

基本的にはエースと付くほうが咳止めの効果が強いものになっています。

それぞれの特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。

エスエスブロン液L

エスエスブロン液Lはシロップタイプのせき止めです。

成分はたらき
デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物せき止め
グアイフェネシンたん切り
クロルフェニラミンマレイン酸塩鼻水止め
無水カフェインサポート

一般的にせき止めによく使用されている成分は、便秘や口の乾きなどの副作用が起こしてしまいます。

しかし、エスエスブロン液Lはで使用しているデキストロメトルファンは副作用の起きにくい成分です。

そのため、

咳止めや風邪薬を使うといつも便秘になってしまう……。

という人はこちらを試してみるのがおすすめです(※全く起こさないわけではありません)。

ちなみに風邪薬やせき止めに入るカフェインは眠気覚ましとしてではなく、気管支を広げて呼吸をしやすくするためのサポート成分として配合されています。

他の成分で眠気を出してしまうことがあるので、運転や機械の操作は控えるようにしましょう。

新ブロン液エース

新ブロン液エースはシロップタイプのせき止めです。

成分はたらき
ジヒドロコデインリン酸塩せき止め
グアイフェネシンたん切り
クロルフェニラミンマレイン酸塩鼻水止め
無水カフェインサポート

エスエスブロン液Lと違うのはせき止め成分。

せき止めのジヒドロコデインリン酸塩はせきを抑える効果が強めですので

せきをしっかり抑えたい。

という人におすすめです。

ちなみに便秘などを起こしやすい咳止めですので、服用した場合はこまめな水分補給をするように心がけましょう。

エスエスブロン錠

エスエスブロン錠は錠剤タイプのせき止めです。

成分はたらき
ジヒドロコデインリン酸塩せき止め
dl-メチルエフェドリン塩酸塩せき止めたん切り
クロルフェニラミンマレイン酸塩鼻水止め
無水カフェインサポート

シロップタイプに比べてたん切りの成分が変わります。

メチルエフェドリンはたんを切るだけでなくせきを押さえる働きもあるのでせきを抑える効果がパワーアップしています。

そのため、

せきで苦しくなってしまう。

というくらいせきの激しい人は使用してみると良いでしょう。

新エスエスブロン錠エース

新エスエスブロン錠エースは錠剤タイプのせき止めです。

成分はたらき
L-カルボシステインたん切り
ジヒドロコデインリン酸塩せき止め
dl-メチルエフェドリン塩酸塩せき止めたん切り
クロルフェニラミンマレイン酸塩鼻水止め

新エスエスブロン錠エースはエスエスブロン錠に比べてカフェインがなくなり、たん切りの成分が配合されています。

咳止めは同じもので、そこにさらにたん切りが加わるかたちですので

たんが絡んだ激しいせきがつらい……。

という人におすすめです。

カフェインの配合がなくなるのでカフェインに敏感な人でも使いやすくなっています。

錠剤とシロップの違いは?

さてそれぞれの商品の成分からくる違いを確認してきました。

しかしもう一つ、

錠剤とシロップは何が違うの?

と疑問に思った人もいると思いますので、後半はこちらを説明していきます。

ちなみにこれから説明する錠剤とシロップの違いはブロンのシリーズだけでなく、他の医薬品に関しても共通ですので今後のお薬選びの参考にしてください。

錠剤とシロップの違いは以下のようなところに出てきます。

  1. 効果の違い
  2. 即効性の違い
  3. 利便性の違い

それぞれ順番に見ていきましょう。

違い①効果の違い

錠剤とシロップで効果に違いはあるのでしょうか?

答えはNOです。

今回紹介したブロンの錠剤とシロップでは、錠剤のほうがせき止めの成分が多めに入っているので錠剤のほうが効果が高いと言えます。

しかし同じ内容であれば錠剤でもシロップでも効果に違いはありません

効果を比べるのであれば、成分で比べましょう。

ではどんなところに違いが出るのか、次の項目を見ていきましょう。

違い②即効性の違い

錠剤とシロップの違いは即効性に出てきます。

即効性がほしいのであればシロップがおすすめ。

シロップは成分が液体に溶け込んでいる状態ですので服用したときに素早く吸収され、効果を示します。

対して錠剤は服用したあと、錠剤が崩れて成分が溶け出るという工程が挟まるので効き目が少し遅くなってしまいます。

そのため、

早く効いてほしい。

という人はシロップを選びましょう。

違い③利便性の違い

錠剤とシロップの違いは利便性にも出てきます。

シロップは確かに即効性がありますが、瓶に入った状態ですので持ち運びがしにくいというデメリットもあります。

それに対して錠剤は持ち運びしやすいですので日中もせきが気になる人は出先でも使いやすという利便性があります。

ただしブロンの場合、錠剤も瓶に入った状態ですので1本丸ごと持ち運ぶのは少し手間……。

そんなときはピルケースに入れ替えて使うのもあり。

ただし、湿気対策などがきちんとされているものを選ぶようにしましょう。

キーホルダー形式のものならカバンの奥の方を探さなくていいのでおすすめです。

錠剤なら保管もしやすい。

もう一つ利便性の違いとして、1日の使用回数があります。

錠剤は基本的に1日3回というものが多いですが、シロップは原則3回、最大で6回までなら飲み足せるものが多いのも特徴です。

1日3回タイプのせき止めだと寝ている間にお薬が切れてしまい、せきで起きるという人も多くいます。

シロップであれば朝昼晩使用したあと、寝ているときにせきが出ても飲み足すことが可能なので

せきで目が覚める。

という人はせき止めシロップを枕元においておくのがおすすめですよ。

まとめ

以上、ブロンとブロンエースの違いでした。

【エスエスブロン液L:副作用少ないシロップ剤】

【新ブロン液エース:強めのせき止めシロップ剤】

【エスエスブロン錠:せき止めMAXの錠剤】

【新エスエスブロン錠エース:せき止めMAX+たん切りMAXの錠剤】

後半には錠剤とシロップの違いも解説しました。

自分の生活スタイルに合わせてぴったりなものを選ぶようにしてくださいね。

ブロンだけでなく、市販で買えるせき止めのおすすめが知りたい人はこちらのページもどうぞ。

参考▶【市販で1番効くのはどれ?】せき止めのおすすめ7選をドラッグストア薬剤師が解説!

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