【無水エタノールなし】超簡単!虫除けスプレーの作り方

無水エタノールなしで虫除けスプレーを作る方法 日常
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虫除けスプレーを作ろうと思った時に、

無水エタノールがない。

何かで代用できないかしら?

とお考えのあなたに、このページでは無水エタノールに代用できるものや虫除けスプレーを作る時の注意点を紹介します。

ちなみに無水エタノールを使用した虫除けスプレーの使い方は健栄製薬公式ホームページがわかりやすいですので参考にどうぞ。

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無水エタノール無しで作る虫除けスプレー

虫除けスプレーを手作りする器材

このページでは、無水エタノール無しで作る虫除けスプレーの作り方を2つ紹介します。

  1. 消毒用エタノールで代用する作り方
  2. 無水エタノールを使わない作り方

それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。

作り方①消毒用エタノールで代用する作り方

作り方の1つ目は無水エタノールを消毒用エタノールで代用して作る方法です。

使う材料は以下の通り。

【材料】

ハッカ油  3〜4滴

消毒用エタノール  10ml

精製水  90ml

スプレー容器

手順
  1. スプレー容器にハッカ油と消毒用エタノールを入れて振り混ぜる。
  2. 精製水90mlを入れてもう一度振り混ぜたら完成。

無水エタノールも消毒用エタノールも、ハッカ油と精製水が混ざり合うように溶剤として使います。

無水エタノールに比べると消毒用エタノールはエタノールの濃度が低いので時間が経つと分離してしまう可能性があります。

時間が経ったら使用前に振り混ぜて使うといいですよ。

参考▶【無水・消毒用・IP】エタノールの違いを比較!ドラッグストア従業員がわかりやすく解説します

作り方②無水エタノールを使わない作り方

作り方の2つ目は無水エタノールを使わない方法です。

エタノール自体に虫除けの効果はありませんので、問題なく虫よけに使うことができます。

使う材料は以下の通り。

【材料】

ハッカ油  3〜4滴

精製水  100ml

スプレー容器

手順
  1. スプレー容器にハッカ油と精製水を加えたら完成。

エタノールが一切はいらないことでハッカ油と精製水は2層に分離しています。

スプレー容器をよく振り混ぜてから使うようにしましょう。

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手作り虫除けスプレーの注意点

赤文字で書かれたポイントのカード

虫除けスプレーを手作りする時にはいくつか注意点があります。

  1. 使えないスプレー容器がある
  2. 保管期間
  3. 肌への刺激
  4. 持続時間
  5. 動物への影響

詳しく見ていきましょう。

注意点①使えないスプレー容器がある

ハッカ油はポリスチレン(PS)を溶かす作用があります。

エタノールはポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリスチレン(PS)、ポリ塩化ビニル(PVC)を変質させる作用があります。

これらの素材でできたスプレー容器は避けましょう。

ちなみにそれ以外でできたスプレー容器には以下のようなものがあります。

  • ポリプロピレン(PP)
  • ポリエチレン(PE)

ただしポリエチレン(PE)は不透明な素材ですので、透明な素材であるポリプロピレン(PP)でできたものが使いやすいですよ。

注意点②虫除けスプレーの保管期間

手作りの虫除けスプレーは保存料などが入っていないので試用期間は短くなります。

エタノールあり  1週間〜10日

エタノールなし  3日程度

エタノールは手指消毒にも使われるように殺菌効果もあるため、エタノールを使った作り方のほうが長持ちします。

それでも1週間〜10日程度ですのでまとめて作るのではなく、こまめに少量ずつを作るようしましょう。

注意点③肌への刺激性

天然の成分であるハッカ油であっても肌への刺激はゼロではありません。

特に原液や濃度が高いものは刺激も強く、直接肌につけることを禁止しているものがほとんどです。

今回は刺激が少ない配分で紹介していますので、まずはこちらの分量を守って使用してください。

清涼感を強くしたい場合はハッカ油の分量を増やすことも可能ですが、少量ずつで試してくださいね。

注意点④持続時間

ハッカ油を使った虫除けスプレーの持続時間は1〜2時間と言われています。

近所に出かけるだけであれば十分ですが、公園で遊んだりレジャーで使う場合はこまめにつけ直すためにスプレーを持ち運ぶと良いですよ。

注意点⑤動物への影響

ハッカ油などの精油と言われる成分は体内で分解することができず、少量でも中毒を起こす動物がいます。

精油を使わないほうがいい動物は以下の通り。

小鳥

ハムスター

うさぎ

その他小動物にも影響を与える可能性がありますので、ペットを飼育しているお家では使用を控えましょう。

ペットを買っているお家でも使える虫除けスプレーに関しては後で紹介するイカリジンを使った虫除けスプレーがおすすめですよ。

ハッカ油以外のおすすめの虫除けスプレー

手元にスプレーを噴霧する女性

最後にハッカ油以外の虫除けスプレーを紹介して終わりにします。

私的にハッカ油以外だとイカリジンという成分を使ったものがおすすめです。

その中でも「スキンベープミストイカリジン」は下に示したとおり、おすすめポイントが7つあります。

  1. 年齢制限が設けられないほど刺激が少ない
  2. 効果の持続時間が最大8時間と長い
  3. 無香料
  4. 潤い成分配合で肌に優しい
  5. ミストタイプで飛び散らない
  6. 衣服にも使える
  7. 見た目がかっこいい

特にハッカ油では難しかった「長期での保存」と、「猫などのペットがいる場合の使用」にも対応できるので、気になった方はチェックしてみてください。

参考▶【虫除け】薬剤師の私がスキンベープミストイカリジンをおすすめする理由7選

まとめ:この夏、是非ともお試しあれ!

山で家に刺されなかった笑顔の女性たち

以上、無水エタノール無しで作る手作り虫除けスプレーの作り方の紹介でした。

今回は以下の2パターンを紹介しました。

  1. 消毒用エタノールで代用する作り方
  2. 無水エタノールを使わない作り方

どちらも使用する前に振り混ぜてから使うようにしてみてくださいね。

また、虫除けスプレーを手作りする場合の注意点も5つ解説しましたので、しっかりと確認してから作るようにしてくださいね。

  1. 使えないスプレー容器がある
  2. 保管期間
  3. 肌への刺激
  4. 持続時間
  5. 動物への影響

手作りはなんだか難しそうかも……、という方には私的おすすめベスト1も紹介しましたので、興味のある方は覗いてみてください。

参考▶【虫除け】薬剤師の私がスキンベープミストイカリジンをおすすめする理由7選

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