
なんだか睡眠が浅い気がする……。
睡眠の質が悪い気がする……。
こんなふうに悩んだことがある人は多いのではないでしょうか?
このページではそんな人に簡単に睡眠の質が計測できる睡眠計測アプリの紹介と、睡眠の質が気になる人に見てほしい3つの項目を紹介。
私自身が実際に使った状態のアプリ画面も共有しつつ、感想も交えながら解説していきます。
無料でも十分に使えるのでもしも気になったらダウンロードしてみてください。
後半には「不眠とはどのような状態なのか」「どのような状態に受診したら良いのか」についても解説しています。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
睡眠の質が知りたい人が睡眠計測アプリで確認すべき3つの項目

今回使用した睡眠計測アプリは『すりーぷまいすたー』。
絶対にこれ!というわけではないですが、使い方もシンプルでわかりやすいですので、今回はこちらのアプリ画面を参考にしながら解説していきます。
さて、実際にすりーぷまいすたーで確認してほしい項目は以下の3つ。
【睡眠計測アプリで確認すべき項目】
- 睡眠の質
- 入眠までの時間や覚醒時間
- いびき
この3つを確認してもらえば、後半に紹介する不眠の状態なのかどうかもわかりやすくなりますので、ぜひお付き合いください。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
アプリでわかること①睡眠の質
睡眠は時間も大事だけど質も大事ということを耳にしたことがある人は多いですよね。
でも

自分の睡眠の質なんてわからないよ!
どうやって調べればいいの?
と困ってしまう人も多いのではないでしょうか?
そんな困りものの睡眠の質もアプリを使用したら簡単にわかるようになります。
睡眠計測アプリすりーぷまいすたーでは睡眠の質をグラフを使って数値化してくれます。
実際のアプリ画面がこちら。

睡眠段階という項目では上のグラフをわかりやすく解析し、数値化してくれます。

この日の私は絶好調で深い眠りが74%もありましたが、睡眠段階は個人差だけでなく日によっても違います。
中にはあまり目覚めが良くない日もあるので、それぞれの要因を突き止めていくのも楽しいですよ。
通常は深い眠りとREM睡眠が半分、浅い眠りが半分が目安と言われています。
アプリでわかること②入眠までの時間や覚醒時間
アプリを使ってわかることの2つ目は入眠までの時間や覚醒時間です。

なかなか寝付けなかった……。
途中で起きてしばらく寝られなかった……。
という不眠の症状って結構つらいですよね。
でも実際に眠れていない時間は思ったよりも短い可能性があるんです。
調査によれば約8割の人は30分以内に入眠していることがわかりました(参考:ふとん・寝具の西川ホームページ)。
私も

昨日の夜はなんだか寝付きが悪かったな……。
という日の入眠時間を見てみると22分。
思ったよりもすぐに寝ていることがわかりました。
眠れなくて時計を確認するのは悪影響ですので、「記録はアプリに任せる」と考えてリラックスすることが良いようです。

また、先程の睡眠段階のところでは覚醒時間もわかります。
一つ注意点として、覚醒時間は睡眠までの時間を含めた時間が表示されます。

途中で目覚めてしまった時間が知りたい時は【覚醒時間−入眠までの時間=途中で目が冷めた時間】で計算してみてくださいね。

今回の私の場合だと、33-22=11分。
まさにこの日は目覚ましの前にうっすら起きた日で、そういった覚醒もきちんと記録してくれていることがわかります。
「何時に起きてしまって、何時まで眠れなかった」と随時チェックしている人もいますが、朝になってからアプリでチェックするのが得策です。
アプリでわかること③いびき
私的に一番確認してほしいのが“いびき”です。

自分のいびきはわからないし、誰かに迷惑をかけるわけでもないからな。
特に困ることないし、そのまま放置で!
というように考えていたら、それは大きな間違いです。
いびきは気道が狭くなってうまく呼吸ができていない状態ですので、実は睡眠の質に大きく関係する項目。
すりーぷまいすたーではいびきや騒音をその時の時間とともに記録してくれます。

いびきは無自覚なことが多いですが、あなたの「なんだか不調の日」は“いびき”が原因かもしれません。
もしも

いびきをかいているかも……。
と心当たりのある人は、対策グッズなどを使用するのがおすすめ。
参考▶【いびきグッズ5つ】実際に使って効果実感を比較検討してみた結果
正直に白状すると、私もいびきで悩むうちの1人でして、このページでは私が実際に使ってみたいびき対策グッズを紹介しています。
完全に個人の感想ですが、効果の実感も一緒に書いていますので、どれがいいのかわからないという人は参考にしてみてください。
おすすめ睡眠アプリの紹介
アプリで確認するべき項目を3つ見てきましたが、ここで改めて睡眠アプリの紹介をしていきます。
実際に私が使っているのは『すりーぷまいすたー』であり、今まで紹介してきた画像もこの『すりーぷまいすたー』の画面を使って説明してきました。
評価も上々ですし、無料の範囲内で問題なく使用できるので迷ったらこちらを使えばよいかと思います。

操作もシンプルです。
もう一つ面白いアプリがあるのでそちらも紹介すると、『ブレインスリープコイン』。
こちらもすりーぷまいすたーと同じく無料で睡眠の質や入眠時刻・覚醒時間、いびきの計測ができます。

このブレインスリープコインで面白いのが、測定したスコアが“スリープコイン”として蓄積されてクーポンと交換できること。
ブレインスリープでは枕やマットレス、布団など、睡眠の質を高めることにこだわった商品開発をしています。
コインで交換したクーポンでこれらの商品をお安くゲットできるので、

睡眠の測定だけでなく、睡眠の質を高める寝具を揃えたい!
という人におすすめです。
例えばブレインスリープピローなどが有名で、私も使っているのですが、脳の温度を下げてくれて素早く深い眠りに導いてくれます。
夏でも頭が蒸れずに快適に眠れるので私のお気に入りです。
いくつか種類はあるのですが、私はいびき対策も兼ねたものを使用しています。
【おすすめ枕:ブレインスリープピローサイレント】
アプリを使用していればクーポンが手に入るのを知らずに買ってしまったので、なんだか悔しい気持ちです。

枕自体はとってもおすすめですので見てみてくださいね。
不眠の基準と受診したほうが良い不眠症
さて、今まで睡眠の質を測るためのアプリについて紹介してきました。
ここからは

そもそも不眠ってどんな状態?
という疑問を解消しておきましょう。
まず、不眠はいくつかタイプ分けされています。
- 入眠障害:寝付きが悪い
- 中途覚醒:眠りが浅く途中で何度も目が覚める
- 熟睡障害:眠りが浅くて熟睡感が得られない
- 早朝覚醒:早朝に目が覚めて二度寝ができない
これらの症状は決まった時間や回数などは明記されておらず、あくまでも本人の感覚によるものが大きいのです。
しかしあまりにもふわっとした表現ですと困ってしまう人も多いと思いますので、具体的に記載されていた医療機関のものを引用させてもらうと、以下の通り。
つくばねむりとこころのクリニックHPより引用
- 入眠障害:夜間中々入眠できず寝つくのに普段より2時間以上かかる
- 中途(中間)覚醒:一旦寝ついても夜中に2回以上覚醒する
- 熟眠障害:朝起きたときにぐっすり眠った感じが得られない
- 早朝覚醒:普段よりも2時間以上早く目が醒めてしまう
今回紹介した睡眠計測アプリではこれらの不眠の判定にも役立つと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んで、

この基準に当てはまったら不眠症なの?
と思った方がいるかもしれませんので一つ付け加えると、不眠と不眠症は異なります。
不眠症は先程の基準に加えて、日中に精神や身体の不調を自覚して生活の質が低下することが認められたときに初めて不眠症と診断されます(参考:厚生労働省e-ヘルスネット)。
具体的に日中に精神や身体の不調を自覚して生活の質が低下するとはどのような状態かというと、以下の通り。
- 疲労感、不快感
- 注意力、集中力、記憶力の低下
- 社会的、職業的機能低下、または学業低下がみられる
- 気分がすぐれない、イライラする
- 日中の眠気
- やる気、気力、自発性の減退
- 仕事のミスや運転中の事故のおこしやすい
- 睡眠不足による緊張、頭痛、胃消化器症状がみられる
- 睡眠についての心配、悩みをもつ
そのため、不眠の症状に加え、日中の不調を感じている人はまずは専門の医療機関を受診するようにしましょう。

受診の必要はなさそうだけど、睡眠の改善をしたいという人はどうしたらいいの?
という場合はこれらのページを読んでみてください。
参考▶【睡眠改善薬/鎮静剤】ドリエルとウットの違いと、副作用による日中の眠気対策
参考▶【市販で買える】不眠におすすめの漢方6つと効果的な使い方を解説
参考▶【不眠サプリ】グリナ/ネルノダ/ネナイトの違いと、おすすめおやすみ成分を紹介
まとめ:一度は睡眠の質を測ってみよう!
以上、睡眠アプリでわかる、睡眠の質が気になる人が確認するべき3つの項目でした。
【睡眠計測アプリを使って確認すべき項目】
- 睡眠の質
- 入眠までの時間や覚醒時間
- いびき
私が使っているのは『睡眠アプリすりーぷまいすたー』でしたが、もう一つ『ブレインスリープコイン』も紹介しました。
まずは1度自分の睡眠がどうなっているのかしっかりと把握することから始めてみてくださいね。
後半には不眠の基準や、受診が必要な不眠症の状態についても説明しました。
- 夜間の不眠症状
- 日中の不調
1だけでなく2にも当てはまるという人は早めに専門機関を受診するようにしましょう。

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