ね、眠い……!
なんとかして目を覚まさないと!!
とお困りではないですか?
このページでは眠気を覚ます医薬品を5つ紹介します。
後半には実験で検証されているカフェイン以外の眠気を覚ます対策についても解説します。
ぜひ最後までご覧くださいね。
市販で買える医薬品タイプの眠気覚まし
まずは市販で買える医薬品タイプの眠気覚ましについて確認していきましょう。
医薬品タイプの眠気覚ましはこちら。
- 錠剤タイプ:エスタロンモカ12
- 顆粒タイプ:カフェクール500
- 水無しで飲める:トメルミン
- 飴タイプ:カフェロップ
- ドリンクタイプ:エスタロンモカ内服液
これらはどれもカフェインを使った医薬品です。
後半にはカフェイン以外の眠気対策についてお話しますが、ここではこれらの医薬品の特徴について見ていきましょう。
錠剤タイプの眠気覚まし:エスタロンモカ12
エスタロンモカ12は錠剤タイプの眠気覚ましです。
使用方法 | 15歳以上 1回2錠 1日2回を限度 |
1回のカフェイン量 | 200mg |
その他成分 | ビタミンB1、6、12 |
1回のカフェイン量が他に比べて多いですので、
一番ガツンとくるやつがいい!
という人におすすめです。
顆粒タイプの眠気覚まし:カフェクール500
カフェクール500は顆粒タイプの眠気覚ましです。
使用方法 | 15歳以上 1回1包 1日3回を限度 |
1回のカフェイン量 | 166.6mg |
その他成分 | なし |
水なしでも飲めるほろ苦酸っぱいグレープフルーツ味ですので、
頭の中をスッキリ、口の中もさっぱりさせたい!
という人におすすめです。
水なしで飲める眠気覚まし:トメルミン
トメルミンは水なしで飲める錠剤タイプの眠気覚ましです。
使用方法 | 15歳以上 1回1錠 1日3回を限度 |
1回のカフェイン量 | 166.6mg |
その他成分 | なし |
水なしで使用でき、噛み砕くか口の中で溶かして使用します。
いつでもどこでも使用しやすいものがいい。
という人におすすめです。
飴タイプの眠気覚まし:カフェロップ
カフェロップは飴タイプの眠気覚ましです。
使用方法 | 15歳以上 1回4粒 1日3回を限度 |
1回のカフェイン量 | 166.6mg |
その他成分 | なし |
味の記載はありませんが、私が使用した感想ではコーヒー味で使いやすい味でした。
1回が4粒と多めですので
カフェインに敏感に反応してしまうので少なめの用量で試したい。
という人におすすめです。
カフェインが苦手という人は後半でカフェイン以外の眠気対策を紹介していますのでそちらも参考にしてみてくださいね。
ドリンクタイプの眠気覚まし:エスタロンモカ内服液
エスタロンモカ内服液はドリンクタイプの眠気覚ましです。
使用方法 | 15歳以上 1回1瓶 1日2回を限度 |
1回のカフェイン量 | 150mg |
その他成分 | ビタミンB1、6、グリセロリン酸カルシウム、ニコチン酸アミド、タウリン |
コーヒー風味の飲みやすいドリンクです。
液体タイプは吸収も早いですので
即効性がほしい!
という人におすすめです。
ちなみに
コーヒー風味のドリンクなら、いっそのことコーヒーを飲めばいいのでは?
と気付かれた人に補足しておきます。
コーヒーはだいたい100mlで60mgのカフェインを含みます。
そのため、今回紹介してきたようなカフェイン製剤と同じような効果がほしいのであればコーヒーを250〜330ml程度飲めばOK。
ただしコーヒーの場合はちびちびと飲んでいても効果は実感しにくく、眠気覚ましに使用するのであれば一気飲みする必要があります。
250〜330mlのコーヒーの一気飲み……。
きつそうだな……。
という人は医薬品を上手に使ってみましょう。
実験結果からわかったカフェイン以外の眠気対策
さて、医薬品タイプの眠気覚ましを解説してきましたが、ここまでの商品はどれもカフェインが成分のものでした。
しかし、
カフェイン以外で眠気を覚ませるものはないの?
という人もいると思いますので、ここからはカフェイン以外の眠気対策について紹介していきます。
今回紹介するカフェイン以外の眠気対策はこちら。
- 炭酸飲料
- ガム
- アロマ
- サプリ、漢方
それぞれ見ていきましょう。
カフェイン以外の対策①炭酸飲料
炭酸飲料を飲むとなんだかスッキリしますよね。
でも
それってあなたの感想ですよね?
と思った人に朗報です。
炭酸飲料を飲んだ前後で脳波を解析した実験では、集中力が1.18倍、覚醒度が2.90倍と優位に上昇(引用:東洋経済オンライン「「強炭酸水飲むと仕事に集中できる」の科学的根拠」)。
実験では100mlを飲んでもらった状態で測定しており、強炭酸で効果が強く現れました。
これでコーヒ一気飲みしなくても済む。
アサヒによる炭酸の実験でしたので、ここではアサヒの強炭酸水ウィルキンソンだけ紹介しておきますね。
カフェイン以外の対策②ガム
眠くなったらガムを噛むという人も多いのではないでしょうか。
実はこちらも本当に効果があるのか検証された実験があります。
ガムを5分噛んでもらったあとに音に対する反応の速さを計測した結果、「何もしない」、「顎を動かす(噛む真似をする)」に比べて、音への反応スピードが優位に上がっていたのです(引用:ロッテ噛むこと研究室「噛めば噛むほど、脳が活性化する?」)。
野球選手やサッカー選手が試合中にガムを噛んでいるのも集中力を高めるためだったんだ。
実験では噛めば噛むほどに効果が強く現れました。
実際にガムを噛む場合は15分程度の時間が勧められていますので、勉強中や運転中など眠気が出ると困る場面で試してみてくださいね。
こちらはロッテが紹介していた研究でしたので、ここではロッテのガムを紹介しておきます。
『ロッテ ブラックブラック』はカフェイン入りのガムです。
もちろんカフェイン入りでなくても効果は期待できます。
『ロッテ グリーンガム』に含まれるペパーミントも眠気対策におすすめの成分です。
次の項目で詳しく見てみましょう。
カフェイン以外の対策③アロマ
口から入れるものだけでなく、香りにも覚醒効果が認められているものがあります。
それが先程のガムのところでも紹介したペパーミント。
居眠り運転防止の研究の一環として行われた香りの覚醒効果を調べる実験において、ペパーミントに覚醒作用が認められる事がわかりました(参考:レモン精油とペパーミント精油による覚醒効果)。
ちなみに実験の結果からはレモンの香りには疲労を軽減させ活力低下を予防する働きが認められましたが、覚醒作用は認められませんでした。
そのため、飲んだり噛んだりできないような仕事中には香りで対策するのがおすすめです。
好みの香りを使うのが大前提ですのでペパーミントが苦手でない人は試してみてくださいね。
ディフューザーで使用しても良いですし、マスクやハンカチなどに使用して香りを楽しむのもありです。
ただし、肌に直接付着すると刺激になることがあるのでマスクなどは外側、ハンカチは折りたたんだ内側の方に使用するようにしましょう。
カフェイン以外の対策④サプリや漢方
ここまでは「今!眠気をどうにかしたい!!」という即効性のある眠気対策について紹介してきましたが、ここでは少し趣向を変えて
そもそも眠気を出ないように対策したい。
という人におすすめの対策を紹介します。
そもそも日中に眠気が出るという人は睡眠時間が足りないか睡眠の質が良くない可能性があります。
そんな人は睡眠不足や睡眠の質を改善できるサプリや漢方を使って根本的な睡眠改善をしてみてはどうでしょうか?
それぞれの内容をお話するには長くなってしまうのでそれぞれについてはこちらのページを参考にしてみてください。
参考▶【不眠サプリ】グリナ/ネルノダ/ネナイトの違いと、おすすめおやすみ成分を紹介
参考▶【市販で買える】不眠におすすめの漢方6つと効果的な使い方を解説
まとめ
以上、眠気覚ましに使われる医薬品5つの紹介でした。
【錠剤タイプ:エスタロンモカ12】
【顆粒タイプ:カフェクール500】
【水無しで飲める:トメルミン】
【飴タイプ:カフェロップ】
【ドリンクタイプ:エスタロンモカ内服液】
後半にはカフェイン以外の眠気対策も4つ紹介しました。
【炭酸飲料】
【ガム】
【アロマ】
【サプリ、漢方】
なにか取り入れられそうなものがあれば1つずつ試してみてくださいね。
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