天気が悪い低気圧の日に
頭が痛い……。
ぼーっとする……。
なんだかいろいろ調子が悪い!!
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
今回はそんな【天気痛】と言われる雨の日の頭痛や体調不良について、原因や対処法をまとめました。
原因に対して正しくアプローチすれば、体調不良もどんどん軽くなっていくのが実感できますよ。
これを機にあなたが「雨の日も案外悪くないな。」と思うきっかけになれば幸いです。
低気圧や雨の体調不良の理由は自律神経の乱れと血行不良・冷え
まず最初に「そもそも低気圧や雨でなぜ体調不良が起きるのか」ですが、ここでは簡単に原因を2つに絞って考えます。
- 自律神経の乱れ
- 血行不良、冷え
それぞれが原因で起こる症状はこんなものがあります。
【自律神経が乱れると起こる症状】
だるさ、頭痛、耳鳴り、吐き気、不眠など
【血行不良・冷えで起こる症状】
肩こり、腰痛、目の疲れ、むくみ、肌荒れ、下痢、便秘、生理不順など
どちらかに当てはまるという人もいれば、両方に当てはまるという人もいると思います。
次からはそれぞれの原因の対処法を紹介していきます。
自分に当てはまるものから順に試してみてくださいね。
自律神経の乱れの対処法3つ
最近至るところで耳にするようになった自律神経という言葉。
それだけ神経の働きが乱れることで不調を感じている人が増えてきているようです。
自律神経が乱れると以下のような症状が出やすくなります。
【自律神経が乱れると起こる症状】
だるさ、頭痛、耳鳴り、吐き気、不眠など
こんな症状が出ている人は以下のような対策をしてみてください。
- お風呂でスイッチのオン・オフ
- 外からの刺激をシャットアウト
- 鶏の胸肉を食べる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
自律神経を整える対処法1:お風呂でスイッチのオン・オフ
まず最初に紹介する自律神経を整えるための対処法はお風呂です。
なんだかボーッとするというときにはお風呂でスイッチオン、リラックスしてゆっくり休みたいときにはお風呂でスイッチオフを手助けします。
同じお風呂ですが、スイッチのオンとオフでお風呂の入り方が異なります。
スッキリしない朝には熱めのシャワー、寝る前には温めの入浴なんて感じに使い分けてみてくださいね。
ちなみに温めのお湯だと温まった気がしないという人には中性重炭酸の入浴剤『BARTH』がおすすめ。
重炭酸イオンは血流を促進してくれるので、温めのお風呂でもしっかり温めてくれます。
自律神経を整える対処法2:外からの刺激をシャットアウト
雨の日は外部からの刺激をコントロールする能力が下がってしまうため、外からの刺激に敏感になるという人も多いです。
そんな人は意識して不要な刺激をシャットアウトしてみましょう。
例えば、少し疲れたと感じたらアイマスクや耳栓を使って視覚や聴覚を遮ります。
すると、脳の疲労が軽減するので自律神経も回復しやすくなりますよ。
こまめに休憩を入れましょう。
また、スマホやテレビも立派な外部刺激。
スマホを見ないことは難しいかも知れませんが、寝る前の1〜2時間は見ないようにすることもおすすめです。
余談ですが私はテレビの刺激が苦手で、今はテレビを持っていません。
参考▶【テレビ無しで生きられる?】テレビを捨てたデメリット5つとメリット5つ
刺激に敏感な人は思い切って処分してしまってもいいかも知れません。
自律神経を整える対処法3:鶏の胸肉を食べる
自律神経を整える対処法の3つ目は鶏の胸肉を食べることです。
鶏胸肉には疲労を軽減すると言われる「イミダペプチド」が多く含まれます。
効果が出始めるまでに2週間ほどかかると言われますので、1度食べて終わりではなく定期的に鶏胸肉を食べるようにしてみてください。
ちなみに私もこの話を知って以来、鶏胸肉を食事に使うようにしています。
こころなしか疲れにくくなったように感じます。
また、健康にいいだけでなく、値段も安くて節約にもなりますので興味のある人は試してみてください。
血行不良・冷えに対する対処法3つ
血行不良や冷えは万病の元とも言われています。
血行不良や冷えからくる症状はこんな感じ。
【血行不良・冷えで起こる症状】
肩こり、腰痛、目の疲れ、むくみ、肌荒れ、下痢、便秘、生理不順など
こんな症状の人におすすめの対処法はこちら。
- 軽い運動やストレッチ
- 空調を調整する
- ツボ押し
こちらもそれぞれ見ていきましょう。
血行不良・冷え対策1:軽い運動やストレッチ
軽い運動やストレッチは、固まった筋肉のコリをほぐし血行を改善してくれます。
手足が冷たいという人は軽い運動やストレッチをして血流を良くしましょう。
運動と言ってもウォーキングなどでも効果は十分ですので、休憩時間などにリフレッシュがてら少し散歩をしてみましょう。
血行不良・冷え対策2:空調を調整する
雨の日は体も冷えやすく、そのせいで血流が悪くなりがち。
そんなときは空調を使って冷えすぎないようにするのがおすすめ。
夏の日でも冷房は26〜27℃程度にし、湿度を40〜70%に保ちます。
気温ももちろんですが、雨の日は湿気が高くなりやすく余計に体を冷やしてしまいます。
エアコンの除湿機能などを使って湿度のコントロールも一緒にしてみてくださいね。
血行不良・冷え対策3:ツボ押し
血行や冷えを改善するにはツボ押しも効果的。
血行や冷えを改善するツボで有名なのは三陰交という、内くるぶしの頂点から親指を除く指3-4本上の高さのところにあるツボです。
ここを押したり温めたりすることで血流や冷えを改善してくれます。
また、冬はカイロを使っている人も多いと思いますが、その時に温めてほしい場所が丹田というところです。
へその下5センチ位の場所で、エネルギーが集まる場所と言われています。
下半身に繋がる血管が集まっているので下半身が温まりますし、自律神経も集まるので自律神経を整えるのにも役立ちます。
低気圧の体調不良に使える医薬品
では対処法の最後に、低気圧の不調で使われる医薬品を紹介して終わりにします。
おすすめの医薬品は小林製薬の「テイラック」。
テイラックは五苓散という漢方を使用しており、こんな症状が出ている人におすすめ。
【テイラック(五苓散)がおすすめな人】
めまい、はきけ、嘔吐、腹痛、頭痛、むくみ
低気圧のときは体全体がむくみやすく、胃腸がむくめばはきけや嘔吐、脳がむくめばめまいや頭痛などを引き起こします。
テイラックは体内の水分のコントロールをしてくれる医薬品なので、低気圧の時の症状を抑えるのに効果があるんです。
低気圧で体調不良を起こしやすい人はお家に常備薬として置いておくと安心かもしれません。
まとめ:雨の日の対処法を知って快適に過ごそう!
以上、雨の日の体調不良の対処法でした。
低気圧や雨の日の体調不良が起こる原因には「自律神経の乱れ」と「血行不良・冷え」の2つがありました。
このページではこれに対する対処法を3つずつと、医薬品を紹介。
【自律神経を整える】
- お風呂でスイッチのオン・オフ
- 外からの刺激をシャットアウト
- 鶏の胸肉を食べる
【血行不良・冷え改善】
- 軽い運動やストレッチ
- 空調を調整する
- ツボ押し
【医薬品】
テイラック(五苓散)
今回紹介したことで、生活に取り入れられそうなものから少しずつ試してみてくださいね。
確実に雨の日のつらさが和らいでいきますよ。
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