テラコートとクロマイとフルコートの違いとステロイドで守るべき注意点2つ

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健康

湿疹役として有名な『クロマイ』『テラ・コートリル』『フルコート』ですが、

 

一体何が違うの?

どれを選べばいい?

と悩んでいる人も多いのでは?

そこでこのページでは『テラ・コートリル』『クロマイ−P軟膏AS』『フルコートf』の違いを解説します。

後半にはステロイドを使うときの注意点について紹介していきます。

ぜひ最後まで読んでくださいね。

テラコートとクロマイとフルコートの違い

まず最初に、テラ・コートリルとクロマイP軟膏ASとフルコートfの違いを見ていく前に、共通点を確認していきましょう。

この3つの商品はどれも『ステロイド+抗生物質』の組み合わせでできています。

ステロイドと抗生物質が組み合わさることで、傷になってしまった虫さされや湿疹に使われます。

『ステロイド+抗生物質』と『抗生物質』の使い分けなどはこちらで解説していますので気になった人は参考にどうぞ。

参考▶【どっちを使う?】テラ・コートリルとテラマイシンの違いとニキビへの効果を解説

https://www.yutorilevel.com/terakotoril-teramaisin/

ここからはそれぞれの商品が傷になってしまった虫さされや湿疹に使われる、ということを前提にしたうえで、詳しい違いについて見ていきます。

最初に結論をお伝えするとこちら。

【テラ・コートリル:軽い症状に】

【クロマイP軟膏AS:少し化膿し始めたかゆみに】

【フルコートf:傷もあるがかゆみが強い症状に】

次から商品の内容をまじえて、違いについて詳しく見ていきましょう。

テラ・コートリル

テラ・コートリルの中身はこちら。

  • 弱いステロイド(弱いかゆみ止め)
  • 抗生物質(キズ薬)×1種類

使っているステロイドがランクの中でも1番弱いものですので、比較的扱いやすいものになります。

そのため、

 

かゆみもキズもそこまで大したものではない。

今のうちに治してしまいたい。

という人におすすめです。

クロマイP軟膏AS

クロマイP軟膏ASの中身はこちら。

  • 弱いステロイド(弱いかゆみ止め)
  • 抗生物質(キズ薬)×2種類

ステロイドはテラ・コートリルと同じく弱いものを使用しています。

違いは抗生物質が2種類使われること。

抗生物質が増えることで、より多くの種類の菌に効果を示します。

そのため、

 

かゆみはそこまでではないが、キズが化膿し始めてしまった。

という人におすすめです。

フルコートf

フルコートfの中身はこちら。

  • 強いステロイド(強いかゆみ止め)
  • 抗生物質(キズ薬)×1種類

ステロイドは今回紹介した商品の中では1番強く、5段階のうち上から3番めの“強い”ステロイドになります。

そのため、

 

キズは深くないがかゆみがツラい。

という人におすすめです。

ステロイドの塗り薬のここだけは守ってほしい注意点

ステロイドの塗り薬のここだけは守ってほしい注意点

さて、商品の違いを見てきたところで、今回の商品に含まれるステロイド関する注意点を見ていきましょう。

 

ステロイドってなんだか怖い。

というイメージを持っている人は少なくありません。

そもそもステロイドは炎症を抑えることでかゆみや赤み、腫れに効果を示します。

かゆみや炎症を抑える働きはバツグンで、市販のもので効くかゆみ止めがほしいと言われた時はステロイドが真っ先に選択肢に挙がります。

しかし効き目があまりにも良いので使用法を守らずに漫然と使われたことによる副作用が問題視されるようになりました。

 

ステロイドの副作用は怖いというイメージは、ほとんどが間違った使い方が原因です。

しかしここで伝えたいのは、ステロイドは使用上の注意を守って使えば安心して使えるとても良い薬ということです。

そこでこのページでは最低限、ステロイドの塗り薬を使う上での注意点をまとめましたので、一緒に確認していきましょう。

ステロイドが配合された塗り薬で注意してもらいたいことは以下の2つです。

  1. 使用してはいけないところ
  2. 使用期間

それぞれ詳しく解説していきます。

ステロイドの注意点1:使用してはいけないところ

ステロイドでまず注意してほしいのは使用してはいけないところがあることです。

今回紹介した商品でも、共通して以下の注意書きがあります。

【使用上の注意(次の部位には使用しないでください)】

  • 水疱瘡(みずぼうそう)、水虫、たむし等または化膿している患部
  • 創傷面
  • 目や目の周囲、粘膜など

これは、ステロイドには炎症を抑える働きによるもの。

過剰な免疫反応で悪化している炎症を抑え、かゆみや赤みを抑えるのですが、逆に言うと免疫反応を低下させてしまいます

そのため、細菌やウイルスなどの外敵が悪さを起こしている部位(みずぼうそう、水虫、たむし、可能している患部)にステロイドを使用してしまうと、免疫反応を抑制し症状を悪化させてしまうことがあります。

 

かゆみが広がる場合や、ジクジクしているところは避けましょう。

また、目や目の周辺、粘膜は皮膚が薄く、ステロイドなどの吸収が過剰になってしまう可能性があります。

思わぬ副作用に繋がる可能性がありますので、目や目の周辺・粘膜に使いたい場合は病院で相談してみましょう。

目や粘膜に使える市販の塗り薬はありませんが、目の周辺であれば使える塗り薬もあります。

それに関して説明しているページもありますので、参考にしてみてください。

参考▶【虫さされ】ムヒとウナとキンカンの違いや顔をさされた時に使えるものを紹介

https://www.yutorilevel.com/muhi-una-kinkan/

ステロイドの注意点2:使用期間

2つ目の注意点は使用期間です。

ステロイドはアトピーや湿疹等に使われることも多く、長期間使用しがちな薬です。

しかし、長期間使う場合はあくまでもお医者さんに経過観察してもらいながらという条件付き。

 

お医者さんが症状と副作用のリスクを天秤にかけた上で判断しています。

そのため、自己判断で長期間使用するのはNG。

目安は効果を実感しても2週間程度にとどめましょう。

2週間経っても治りきらない場合は、病院に行き、使った薬や使った期間を含めて相談するようにしましょう。

まとめ:テラコートとクロマイとフルコートはキズっぽい湿疹に

以上、テラコートとクロマイとフルコートの違いでした。

【テラ・コートリル:軽い症状に】

 

【クロマイP軟膏AS:少し化膿し始めたかゆみに】

 

【フルコートf:傷もあるがかゆみが強い症状に】

テラコートとクロマイとフルコートは『ステロイド+抗生物質』のお薬です。

傷のあるかゆみにはそれぞれを使い分けて対応しましょう。

 

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