「耳のかゆみに」というワードで一気に売れ筋の商品に登ってきたムヒERやメディクイックE。
でも、
ムヒERとメディクイックEは何が違うの?
どっちを選んだらいい?
と迷ってしまった人もいますよね。
そこでこのページでは、ムヒERとメディクイックEの違いについてわかりやすく解説していきます。
後半には耳のかゆみ(外耳道炎)の対策方法についても説明しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ムヒERとメディクイックEの違い
では最初にムヒERとメディクイックEの違いをお伝えするとこちら。
- ムヒER:刺激が少ないものが欲しい人に
- メディクイックE:かゆみが強い人に
それぞれの違いを踏まえつつ、どんな人におすすめなのか見ていきましょう。
ムヒER
ムヒERは池田模範堂から発売される耳のかゆみの塗り薬です。
成分は炎症止めとメントールのシンプルな処方。
アルコールフリーなので、
刺激が少ないものを使いたい。
という人におすすめです。
ただし、傷がある場合はしみることがあります。
傷になっている場合は病院で診てもらうようにしましょう。
メディクイックE
メディクイックEはロート製薬から発売されています。
内容はムヒERの成分に、かゆみ止め・炎症止め・殺菌剤・皮膚修復成分をプラス配合。
そのため、
かゆみが強い。
という人におすすめです。
こちらも皮膚修復成分や殺菌剤が入っていますが、アルコールも入っています。
アルコールは傷口を荒らしてしまうので、傷がある場合には病院を受診してください。
外耳道炎の3つの原因とその対策方法
さて、商品の違いを見てきたところで、耳のかゆみの原因となっている外耳道炎についての対策をお話しましょう。
まず、外耳道炎の原因は大きく分けて以下の3つがあげられます。
- 刺激
- 耳掃除のし過ぎ
- 耳垢
- かく
- 花粉などのアレルギー物質
- 乾燥
- 蒸れ
- 耳栓やイヤホン
これらの原因に対して、正しい対策をしていけばかゆみは自然とよくなることでしょう。
では、どんな対策を行えばいいのか、簡単に説明していきます。
外耳道炎の原因1:刺激
外耳道炎の原因の1つ目は刺激です。
先程あげたように、耳掃除のし過ぎやかくこと、耳垢・花粉などが刺激になって起こります。
これに対する対策は正しい耳かきの仕方を覚えることと、適切に薬を使うこと。
かゆみがあるときの薬は先ほど紹介したものから選んで使ってみましょう。
ここでは正しい耳かきの方法を紹介します。
まず頻度ですが、耳垢は自然に出てくる仕組みになっているので、そこまで頻繁には必要ありません。
目安は2〜4週間に1回程度。
耳かきや綿棒などで見える範囲(入り口から1センチ程度)をそっと掃除して完了です。
(参考:宿久耳鼻咽喉科「ご家庭での耳垢掃除の方法(やり方・仕方)」)
無理に奥まで入れたり、強くこすることは外耳道炎の原因につながります。
外耳道炎の原因2:乾燥
外耳道炎の原因の2つ目は乾燥です。
耳の中も通常の皮膚と同じく、乾燥すると皮膚のバリア機能が落ちるため、かゆみにつながります。
実際に乾燥する時期にはムヒERやメディクイックEのお問い合わせは増加します。
また、耳掃除が耳の中の乾燥に繋がっていることもあるため、耳掃除の後には保湿をしてあげるのがポイント。
そんな時におすすめなのがプロペトなどのワセリン製剤です。
プロペトは白色ワセリンから不純物を除去した高品質のワセリンを使っているので、耳の中でも安心して使用ができます。
ただし耳掃除と同様、入り口から1センチ程度にとどめましょう。
2〜4週間に1回の耳掃除の時に使用したら十分ですが、乾燥が気になる人はもう少しこまめに塗ってあげましょう。
外耳道炎の原因3:蒸れ
外耳道炎は耳栓やイヤホンなどを長時間装着することで耳の中が蒸れ、バイ菌が繁殖することでも起こります。
一番対策は耳栓やイヤホンを長時間使わないという事になりますが、寝る時に耳栓を使う人や在宅勤務でイヤホンを長時間使う人が多いのも事実。
そこでここでは試してみてほしい耳栓とイヤホンをそれぞれ1つずつ紹介します。
まずは耳栓ですが、Quietideがおすすめです。
Quietideの耳栓は、耳栓なのに通気性バツグンです。
なんとも不思議な話ですが、上部中空のデザインを採用しているため、通気性は確保しつつも遮音効果を発揮します。
外部の音を完全に遮断するのではなく、雑音のみを遮断するのでアラームや警報といった必要な音を聞き逃す心配もなし。
水洗い可能なので清潔を保ちながら何度でも使用できます。
集中したいときや睡眠の質を確保したい時におすすめです。
次にイヤホンですが、Erssimoの骨伝導イヤホンがおすすめです。
骨伝導イヤホンなら耳をふさがずに骨伝導により音が伝わります。
Erssimoの骨伝導イヤホンならマイクも搭載しているのでリモートなどにも使用可能。
ワイヤレス、軽量、防水防塵機能に優れているので、ランニングや筋トレ中でも大活躍です。
口コミの評価も上々です。
まとめ:ムヒERとメディクイックEを上手に使おう
以上、ムヒERとメディクイックEの違いでした。
【ムヒER:刺激が少ないものが欲しい人に】
【メディクイックE:かゆみが強い人に】
耳のかゆみが対象の珍しい商品で最近注目を集めていますが、どちらも傷がある場合にはおすすめができません。
かゆみだけでなく傷がある場合は病院で診てもらうようにしましょう。
後半には耳のかゆみにつながる外耳道炎の原因やその対策についても紹介しました。
耳のかゆみがある人はぜひ薬だけでなく、普段のケアも一緒に行ってくださいね。
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