なんだか目がゴロゴロする……。
充血やまぶたのはれも気になる……。
こんなときはものもらいや感染性の結膜炎が疑われます。
最近では市販でも、ものもらい・結膜炎に使える目薬があり、ご自分で選んで使用している方も増えています。
そこでこのページでは、市販で買えるものもらい・結膜炎の目薬の違いやおすすめの人を紹介していきます。
また、後半にはうつりやすさや自然治癒することはあるのか説明し、自然治癒するのであればどんなことに気をつけたらよいのかポイントも解説していきます。
ぜひ、最後までお付き合いください。
ものもらい・結膜炎におすすめの市販の目薬6選!
では早速、ものもらい・結膜炎におすすめの市販の目薬を先にご紹介しましょう。
【ロート抗菌目薬i】
【ロートクリニカル抗菌目薬i】
【サンテメディカル抗菌】
【抗菌アイリス使い切り】
【ロート抗菌目薬】
【サンテ抗菌新目薬】
商品の特徴を見ていく前に、目薬の容器の違いだけ説明させてください。
これから紹介する商品の容器は、使い切りのタイプと、ボトルのタイプの2種類あります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので一覧にするとこちら。
【使い切りタイプ】
メリット:1回1回使えるので清潔。持ち運びも便利。
デメリット:商品によって18〜20回分しかない。完全に治すためには2〜4箱程度必要。
【ボトルタイプ】
メリット:商品にもよるが20000〜28000滴分と大容量なので、1つで完治させることが可能。
デメリット:目薬を正しく使い清潔に保つ必要あり。
ものもらいや感染性の結膜炎は、症状が収まっても目の裏側に原因菌が潜んでいたりします。
そのため、症状が収まってからも1週間程度使用を継続する必要があります。
頻繁に何度も繰り返してる。
という人はお薬の使用期間が短く、奥に潜んでいる原因菌を倒しきれていない可能性があります。
そんな人は大容量のボトルタイプがおすすめですので、それを前提として商品を選んでみてください。
それではお待たせしました。商品の特徴について詳しく見ていきましょう。
ロート抗菌目薬i
ロート抗菌目薬iは1回使い切りタイプの抗菌目薬。
成分は抗菌剤と2種類炎症止めだけ。
防腐剤も使用していないので、
シンプルなものが良い。
という人におすすめです。
また、使い切りタイプなので清潔に使用でき、持ち運びしやすい商品です。
ロートクリニカル抗菌目薬i
ロートクリニカル抗菌目薬iは1回使い切りの抗菌目薬。
成分は抗菌剤と2種類の炎症止め、そこにかゆみ止めが配合されます。
そのため、
かゆくて仕方ない!
という人におすすめです。
こちらも使い切りタイプなので清潔に使え、持ち運びもしやすくなっています。
サンテメディカル抗菌
サンテメディカル抗菌は1回使い切りの抗菌目薬。
成分は抗菌成分に1種類の炎症止め、そこに組織の修復成分が2種配合されています。
そのため、
ゴシゴシこすってしまったので角膜が傷ついていそう……。
という人におすすめです。
こちらも使い切りタイプなので清潔に使え、持ち運びもしやすいです。
抗菌アイリス使い切り
抗菌アイリス使い切りは1回使い切りの抗菌目薬。
成分は抗菌剤と2種類の炎症止め、そこに、組織の修復成分が1種類配合されます。
そのため、
かゆみも角膜の傷も改善したい。
という人におすすめです。
こちらも使い切りタイプなので清潔に使え、持ち運びもしやすいです。
ロート抗菌目薬EX
ロート抗菌目薬は10ml入ったボトルタイプ。
成分は抗菌成分にかゆみ止め、炎症止め、ビタミンEが配合されます。
ボトルタイプで大容量なので、
何度も繰り返したり、ぶり返している……。
という人におすすめです。
サンテ抗菌新目薬
サンテ抗菌新目薬は12ml入ったボトルタイプ。
成分は抗菌成分にかゆみ止め、炎症止め、組織修復成分が配合されます。
組織修復成分で角膜の傷もケアできるので、
ゴシゴシこすってしまった目に使える大容量の目薬がほしい。
という人におすすめです。
ものもらい・結膜炎は自然治癒するの?人にうつる?
商品を見てきたところで、ものもらい・結膜炎は自然治癒するのか、また、人にうつるのかについてみていきましょう。
ここでは結膜炎を細菌性結膜炎、ウイルス性結膜炎、アレルギー性結膜炎の3つに分けて考えていきます。
結論を先にお伝えするとこちら。
ものもらい、細菌性結膜炎:治ることもある、うつりにくい
ウイルス性結膜炎:治ることもある、うつりやすい
アレルギー性結膜炎:治らない、うつらない
ものもらいと細菌性結膜炎はどちらも細菌が原因で起こり、共通点も多いので、同じ項目で説明していきます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ものもらい、細菌性結膜炎
ものもらいや細菌性結膜炎は自然治癒することがあり、うつりにくい疾患です。
汚れた手で目をこすったり、お化粧で分泌腺を塞いでしまうと、目で細菌が繁殖して炎症を起こします。
赤み、はれ、かゆみ、目やに、ゴロゴロ感などが現れます。
原因菌は普段お肌にも存在している菌であることが多いので、清潔に保ったり、お化粧を控えてもらうことで自然治癒することも可能です。
ここでポイントになるのが、自然治癒には免疫力が大切なこと。
しかし、ものもらいは疲れや睡眠不足・ストレスなどが原因で、すでに免疫力が下がり、細菌に負けている状態です。
そのため、早い段階で今回紹介したような抗菌目薬を使ったほうが、進行を阻止・治療をすることができますよ。
それでも自然治癒させたいという人は、規則正しい生活を行い、普段から疲れが溜まっている人は栄養剤などを利用してみるとよいでしょう。
栄養剤についてはこちらのページでも詳しく解説しています。
参考▶【医薬品6選+サプリ4選】ドラッグストア薬剤師おすすめマルチビタミンの違いや選び方
ウイルス性結膜炎
ウイルス性結膜炎は自然治癒することがあり、うつりやすい疾患です。
特定のウイルス(アデノウイルスなど)が人や物から感染し、炎症を起こします。
充血、目やに、かゆみ、発熱などが現れます。
原因になるウイルスは感染力が強く、患者の目やにや涙がついた物に触れない、タオルを共有しないなどの予防対策が大切になります。
自然治癒はものもらい・細菌性結膜炎と同じく免疫力を高めることがポイントですので、規則正しい生活、栄養剤などの活用をしてみましょう。
参考▶【医薬品6選+サプリ4選】ドラッグストア薬剤師おすすめマルチビタミンの違いや選び方
ただし、ウイルス性結膜炎は進行すると最悪の場合、失明や神経症状に繋がります。
なかなか良くならない場合は、早めに受診するようにしましょう。
アレルギー性結膜炎
アレルギー性結膜炎はいわゆる花粉症やハウスダスト等によるアレルギーによる結膜炎で、自然治癒することもうつることもありません。
原因物質に反応し炎症を起こします。
目のかゆみや充血の他、鼻水、くしゃみ、肌荒れを引き起こすこともあります。
基本的に自然治癒することは無いので、かゆみ止めの入った目薬で対応します。
詳しく解説しているページはこちら。
参考▶【花粉症目薬】アルガードとアルピタットの違いを徹底比較。コンタクト使用中に使えるものはあるの?
それでもなかなか症状が治まらない場合は“舌下免疫療法”という、体質を改善することで症状を緩和できる治療法を使えることもあります。
耳鼻科で処方してもらえるお薬ですので、一度相談してみると良いですよ。
まとめ
以上、ものもらい・結膜炎におすすめの市販の目薬6個でした。
【ロート抗菌目薬i】
【ロートクリニカル抗菌目薬i】
【サンテメディカル抗菌】
【抗菌アイリス使い切り】
【ロート抗菌目薬】
【サンテ抗菌新目薬】
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