便秘をこじらせてしまって
苦しい……。
すぐに出せる便秘薬はなにか無いの?
とお困りのときに役に立つのが座薬や浣腸です。
そこでこのページでは市販で買える座薬や浣腸のおすすめを3つ紹介。
使い分けも解説していきます。
後半には座薬や浣腸の守らないと危険な注意点も紹介していますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
市販で買える座薬や浣腸のおすすめ
今回紹介していく市販で買える浣腸や座薬のおすすめの商品はこちら。
- オイレスA
- レシカルボン坐剤
- イチジク浣腸
まずはそれぞれの特徴を見ていきましょう。
オイレスA
オイレスAは刺激性の下剤成分が配合された座薬です。
下剤成分が直接腸を刺激するので、
便意があまりないけど、お腹が張って苦しい。
という人におすすめです。
効果も早く、3〜5分程度で効いてきますが、すぐにトイレに行っても薬液しか出てこないので、3分程度我慢してからトイレに行きましょう。
使用年齢は12歳から。
病院で処方されるテレミンソフトと同じ成分の市販薬です。
レシカルボン坐剤
レシカルボン坐剤は炭酸ガスを発生させることで腸を刺激して排便を促す座薬です。
座薬が炭酸ガスを発生させて自然に近い排便を促すので、
お腹が痛くならないものを使いたい。
という人におすすめです。
徐々に炭酸ガスを発生させるので20〜30分くらいで効いてきます。
使用年齢は12歳から。
病院で処方されるレシカルボンと同じ市販薬です。
イチジク浣腸
イチジク浣腸はグリセリンという成分が腸を刺激したり、腸の滑りを良くすることで排便を促します。
イチジク浣腸は3ヶ月検診で問題がなければ0歳の赤ちゃんでも使うことができるので、
赤ちゃんからお年寄りまで使えるものがほしい。
という人におすすめです。
効果は3〜10分程度で現れ始めますが、使用してすぐにトイレに行っても薬液しか出てきませんので、3分程度我慢してからトイレに行きましょう。
病院で処方されるグリセリン浣腸と同じ市販薬です。
座薬や浣腸の注意点
商品を見てきたところで、座薬や浣腸を使うときの重要な注意点を解説します。
特に気をつけてもらいたいことが以下の2つ。
- 習慣性、クセになりやすさ
- 血圧の変動、ショック
詳しく見ていきましょう。
注意点1:習慣性、クセになりやすさ
まず1つ目の注意点は習慣性、クセになりやすさです。
今回1つ目に紹介したオイレスAは刺激性の下剤成分が配合されているので、常用すると効果が減弱してしまいます。
なので、オイレスAは
もう限界!!
今回だけは頼らせて!!
というときだけにしておくのが良いでしょう。
その他のレシカルボン坐剤やイチジク浣腸は吸収されないためクセになることはありません。
ただし、生活習慣を見直すなどの対策をしないと、薬に頼って回数が増えてしまいますので、生活習慣の見直しも忘れずに。
注意点2:血圧変動、ショック
2つ目の注意点は血圧を変動させ、ひどい場合にはショック症状を引き起こすことがあること。
こちらはイチジク浣腸などの浣腸でよく注意喚起されている内容です。
浣腸使用後の3分ほど我慢時間は血圧を上昇、その後の強制的な排便時には迷走神経反射が起こり急激な血圧低下が起こることがあります。
この急激な血圧の変動で、最悪の場合はショックを引き起こし緊急搬送された例も。
稀な例ではありますが、このことから血圧が高い人、体調の悪い人は使用しないように注意書きされています。
血圧が高い人、体調が悪い人は市販薬を使わず、病院で相談するようにしましょう。
まとめ:即効性のある座薬や浣腸は最後の手段
以上、市販で買えるおすすめの座薬や浣腸のでした。
【オイレスA:もう限界!今回だけは頼らせて!という人】
【レシカルボン坐剤:自然な排便で腹痛を起こしたくない人】
【イチジク浣腸:赤ちゃんからお年寄りまで使えるものが欲しい人】
座薬や浣腸は使用して3〜30分程度で効果を実感できる優れものです。
ただし、それぞれの注意点もいくつかありますので、使用するときはしっかりと注意点を確認してから使用してくださいね。
便秘薬について強さを5段階に分けて解説しているページもあります。
詳しく知りたい人はこちらもチェック。
参考▶【簡単に選べる】便秘薬のおすすめを5段階に分けて解説。便秘予防のイチオシも紹介。
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