
なんだか熱っぽい……。
風邪でも引いたかな?
とお困りではありませんか?
このページでは熱の風邪におすすめの市販薬を3つ紹介します。
後半には病院を受診したほうがいい目安も解説します。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
熱風邪におすすめの市販薬3つ
おすすめの市販薬を見る前に、熱の風邪には解熱剤と風邪薬のどちらが良いのかという質問に回答していきます。
解熱薬と風邪薬にはどちらも熱を下げる成分が含まれます。
違いは他の症状を抑える成分が入るかどうか。
成分から見た、それぞれをおすすめしたいときの症状はこちら。
今回は様々な症状が出ている中でも、特に熱が気になる人におすすめの風邪薬の方を紹介します。
解熱剤についてもっと詳しく知りたい人は、こちらのページを御覧ください。
参考▶【カロナールと同じ】市販で買えるおすすめ6選と効果・副作用について
それでは本題の熱風邪に使えるおすすめの風邪薬を見ていきましょう。
【ベンザブロックIPプレミアム:熱とだるさ】
それぞれの商品をもう少し詳しく見ていきましょう。
ベンザブロックIPプレミアム
ベンザブロックIPプレミアムは15歳以上で使用できる風邪薬です。
特徴は解熱剤を2種類配合しているので高い解熱の効果を期待できます。
ビタミンも含まれるので、

熱っぽくてダルい……。
という人におすすめです。
ちなみに、ベンザブロックのカプレットと錠剤には違いが2つあります。
1つ目はカプレットは1回2錠、錠剤は1回3錠という使い方。
2つ目はカプレットは持ち運びに便利なPTPシート、錠剤は常備薬として場所を取らない瓶に入っています。
成分は同じですので、使用しやすい方を選びましょう。
また、ベンザブロックIPは解熱剤が1種類で炎症止めも配合されないので、プレミアムのほうがおすすめです。
ルルアタックFXa
ルルアタックFXaは7歳から使用できる風邪薬です。
特徴は解熱剤だけでなく、体を温める成分が配合されること。

熱を下げたいのに体を温める成分が入るの?
と疑問に感じるかもしれませんね。
熱を下げると風邪が長引くと聞いたことはありませんか?
体温を高めることで免疫細胞が活性化するため、体温をむやみに下げると治りが遅くなってしまうことがあるのです。
ルルアタックFXaは高すぎる熱は解熱剤で抑え、高くないときには体を温めて免疫力を高めてくれるのです。
そのため、

熱が上がったり下がったりを繰り返す。
熱はそこまで高くないけど続いている。
という人におすすめです。
麻黄湯
麻黄湯は2歳から使用できる風邪薬です。
麻黄湯は先程のルルアタックFXaと同じく、体を温めることで免疫力を高め、風邪を回復させるのに役立ちます。
温める力はルルアタックFXa以上。

急に寒気がすごい……。
関節も痛くなってきた……。
というときにおすすめです。
ただし、温めるときにはエネルギーを使うので体力も消耗してしまいます。
麻黄湯は初期の体力が残っているときに短期間だけ使用するようにしましょう。
病院を受診したほうがよい目安
さて、熱におすすめの風邪薬を見てきましたが、市販のお薬ではなく病院を受診したほうが良い場合もあります。
ここからは受診したほうが良い発熱のときの目安を3つ解説します。
- 38℃以上の高熱
- ぐったりしている
- 2週間以上微熱が続く
それぞれの項目について疑われる疾患や状態を見ていきましょう。
38℃以上の高熱
38℃以上の高熱は受診をする目安の1つです。
高熱が出た場合はインフルエンザやコロナウイルスなど、感染性の疾患が考えられます。
インフルエンザだった場合、発症から48時間以内でないと特効薬(タミフルやリレンザなど)の効果が期待できません。
自己判断で風邪薬を使い、症状が辛くなってから受診しても、48時間以上経ってしまっているとお薬がもらえないこともあります。
38℃以上の高熱が出たときはまず最初に受診して、なにか特有の感染症じゃないことがわかった場合にのみ風邪薬を使用するようにしましょう。

検査の目安は発熱から12時間以上経ってから。
ちなみに先ほど紹介した麻黄湯がインフルエンザに効くと言われています。
しかし、私は自己判断で使用することはおすすめしません。
先程の受診のタイミングが遅れてしまう危険性だけでなく、間違った使い方では体力を消耗させて治りを悪くしてしまう可能性もあります。
受診するまでの間にどうしてもなにか使いたいという場合は、近くの薬局やドラッグストアで相談し、解熱剤や栄養剤を選んでもらうようにしましょう。
参考▶【カロナールと同じ】市販で買えるおすすめ6選と効果・副作用について
参考▶【医薬品6選+サプリ4選】ドラッグストア薬剤師おすすめマルチビタミンの違いや選び方
ぐったりしている
ぐったりしているのも受診の目安となります。
熱が低い場合でも本人がぐったりしている場合は体が消耗しきっている状態です。
特に子供の場合は自分の症状をうまく伝えられず、周りが思っていたよりも重症化してしまう場合も少なくありません。
そのため見てわかる基準として、ぐったりしている、食事を受け付けない、吐いたり下痢を繰り返すなどの症状がある場合は受診をしてください。
2週間以上の微熱が続く
微熱が続く場合も受診が必要なサインです。
結核や盲腸、悪性リンパ腫など様々な原因で体内に炎症が起きている可能性や、疲れやストレスが原因になっていることがあります。
微熱以外に症状もなく、受診をためらってしまう人もいますが、一度検査してもらったほうが良いでしょう。
持病や原因が思い当たらない場合は内科、精神面からきていそうな場合は心療内科を受診しましょう。
まとめ
以上、熱風邪におすすめの市販薬でした。
【ベンザブロックIPプレミアム:熱とだるさ】
後半には受診した方が良い発熱の目安も3つ紹介しました。
- 38℃以上の高熱
- ぐったりしている
- 2週間以上微熱が続く
これらに当てはまる場合はまずは受診、そうじゃない場合に風邪薬や解熱剤で様子を見ましょう。
熱だけ下げたいという人には解熱剤のおすすめをまとめたページも参考にどうぞ。
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