接客業って向き不向きが大きな職業のように感じますよね。
では実際にはどんな人が接客業に向いていて、どんな人が接客業に向いていないのでしょうか。
このページではそれぞれの特徴をまとめていきます。
内容は実際に接客業で働いている私の体験談や、新人教育をしていて感じたことを元にしているので、より現場に近い内容になっていると思います。
後半には無料で行える適性診断も紹介していますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
接客業に向いている人の特徴

まずは接客業に向いている人の特徴を見ていきましょう。
- 明るくハキハキしている
- 気配りができる
- 喜ばれるのが好き
- コミュニケーション能力が高い
- 体力がある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
明るくハキハキしている
接客業に向いている人の特徴の1つ目は明るくハキハキしていることです。
接客業は初対面の人を相手にすることが多く、第一印象がとても重要です。
あなたもブスッとしていてボソボソ話す人よりも、明るくハキハキと話してくれる店員さんに接客してもらいたいですよね。
気配りができる
接客業に向いている人の特徴の2つ目は気配りができることです。
なにか困っていそうなお客様はいないか、お客様にはどんな商品がおすすめなのか常にお客様に気を配っていることが大切になります。
気配り上手な従業員はお客様からも喜んでもらえますので、指名が入ることも多くなります。
喜ばれるのが好き
接客業に向いている人の特徴の3つ目は喜ばれるのが好きなことです。
接客業はお客様に一番近い位置で仕事をしているため、お客様からの「ありがとう」も一番多くいただける仕事です。

私自身、接客業をしていてやりがいを一番に感じるところです。
誰かの役に立ちたい、と感じている方は接客業こそが天職かもしれませんね。
コミュニケーション能力が高い
接客業に向いている人の特徴の4つ目はコミュニケーション能力が高いことです。
人と人とのやり取りが必要な仕事ですので、コミュニケーション能力は必須です。
コミュニケーションはお客さんだけでなく、従業員同士でも連携していく上で必要な能力ですので、ぜひ身につけてほしいですね。
体力がある
接客業に向いている人の特徴の5つ目は体力があることです。
接客業のほとんどは立ち仕事が多く、意外と体力が必要になります。
私自身、体力がなくて一時期仕事を辞めるか本気で迷った時期もあるくらいです。
(体育のマラソンは本気で走ってもビリから2番目)
他にも変則的なシフトになることも多いので、普段から健康には気をつけておきたいですね。
接客業に向いていない人の特徴

では続いて接客業に向いていない人の特徴にはどんなものがあるのか見ていきましょう。
- 消極的
- 自己中心的
- 一人で作業するのが好き
- 体力に自信がない
- 身だしなみに気を使えない
こちらもそれぞれ見ていきましょう。
消極的
接客業に向いていない人の特徴の1つ目は消極的なことです。
接客業は自分から動かなくてはいけないことも多く、積極的な行動が求められます。
言われたことだけやればいいという考え方だと、自分自身も仕事がつまらなく感じてしまうでしょう。
自己中心的
接客業に向いていない人の特徴の2つ目は自己中心的なことです。
接客業ではお客様を相手にしています。
お客様の気持ちや要望を推し量ることが重要ですので、自分の考えを押し付けてしまう人は向いていないと言えるでしょう。
一人で作業するのが好き
接客業に向いていない人の特徴の3つ目は一人で作業するのが好きなことです。
接客業をしていると、お客様の対応をするため何時間も一人になることがありません。
作業は空いた時間にサッと済ませることが求められているため、一人で集中して作業に取り組みたいという人には向いていないでしょう。
体力に自信がない
接客業に向いていない人の特徴の4つ目は体力に自信がないことです。
先程向いている人の特徴でも出てきましたが、接客業は意外と体力が必要な仕事です。
健康上の問題などで立ちっぱなし、動きっぱなしができない人は接客業で仕事をするのは難しいかも知れません。
身だしなみに気を使えない
接客業に向いていない人の特徴の5つ目は身だしなみに気を使えないことです。
接客業は第一印象が大切なことは話しましたが、清潔感を重視しているお客様は多いです。
髪がボサボサ、服装もだらしない、となるとせっかく良い接客ができるとしてもお客様から声がかかることは減ってしまうでしょう。
向いていない人の特徴にあてはまったら心がけたいこと

さて、接客業に向いている人、向いていない人の特徴をそれぞれ5つずつ見てきました。
接客業に向いていない人の特徴に当てはまった場合、接客業はしないほうがいいのかというと、そうではありません。
向いていない人の特徴に当てはまったとしても、そこを改善したり、活かすことで十分に接客業で活躍できます。

向いていない特徴に当てはまるからダメ!ということはありません。
例えば消極的な人を例にしてみましょう。
まずはなぜ消極的なのか理由を探るところから始めてみます。
どんな仕事内容に消極的になってしまうのか、自分が積極的に楽しんで取り組める内容はなにか。
仕事にやりがいを感じることができないのであれば、自分の価値観を見直す必要があるかも知れません。
また、人見知りでお客さんと話すのが苦手、という人はその性格を克服するチャレンジをしてみてもいいかもしれません。
参考▶【人見知り克服】接客業は向いていないと言われた私が接客業を続けられた方法
そして、人見知りは接客業をするときにデメリットになると考える人も多いですが、むしろメリットになることもあるんです。
克服しなくても、活かせるかもしれないと思ったら、ワクワクしてきませんか?
また、なんでも自分一人で抱え込まず、仕事内容を他の人に任せられないか考えてみるのも重要かもしれません。
このように、向いていないからと言って諦めてしまうのではなく、改善してみたり、むしろ活かせることはないか考えてどんどん挑戦してみてください。
接客業に向いているのか無料適性診断を受けるなら

さて、ここまでは私自身が現場で見てきて感じたことをまとめてきました。
自分はこんなところがある、自分の特徴はこれだ、という感じで自身で判断ができる人にはわかりやすく説明をしてきたつもりです。
しかし、

自分はどうなんだろう?
どちらにも当てはまる気もするし、当てはまらない気もする……。
というふうに、判断しかねてしまうという人もいるのではないでしょうか?
そんな人にはこちらのサイトを紹介。
30の質問に答えるだけで、自分にあった職業を紹介してくれます。
この診断ではおすすめの職種を12タイプに分けています。

(求人ボックス公式ホームページより引用)
接客業はこの中の『ボランティアタイプ』に当てはまるようです。
登録も不要で気軽にわかるので、ぜひ自分がどのタイプに当てはまるのか、試してみてくださいね。
自分の特徴を知って仕事に取り組もう!

以上、接客業に向いている人と向いていない人の特徴でした。
今回紹介したものはあくまで目安ですので、向いていない人の特徴に当てはまったからと言って接客業で働くことを諦めたほうがいいというものではありません。
向いていない特徴を改善しようとしてみたり、むしろそれを活かして接客業を仕事とすることも十分可能でしょう。
参考▶【人見知り克服】接客業は向いていないと言われた私が接客業を続けられた方法
それでも「接客業、やっぱり向いていない、つらい……」という人も落ち込む必要はありません。
あなたの強みを活かせるのが接客業ではなかっただけ。
自分の強みを活かせるところで働けばいいのです。
接客業から思い切って転職してみようという人は転職サイトや転職エージェントを利用して自分の強みを生かせる職場を見つけましょう。

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