熱中症対策してますか?
このページではドラッグストアでお薬担当をしている私が、夏におすすめの熱中症対策グッズを紹介します。
ドラッグストアでも人気の商品や、意外と知られていないものまで合計 24個まとめます。
後半にはもしもの時に役に立つ熱中症対策に使える医薬品も紹介してあります。
熱中症対策グッズを使って今年の夏を快適に乗り切りましょう。
ドラッグストアでおすすめの熱中症対策グッズ24選

はじめにまとめてドラッグストアおすすめの熱中症対策グッズの項目を。
- 冷却グッズ
- 冷却シート
- アイス枕
- 冷却タオル
- 冷却スプレー
- ミニ扇風機
- 水分・塩分補給グッズ
- 経口補水液
- スポーツドリンク
- お茶
- 甘酒
- 塩飴・タブレット
- 医薬品
- 五苓散
- 六君子湯
それぞれの項目で2〜3個ずつ紹介していきます。
たくさんありますのでサクサクいきますよ〜。
熱中症対策1:冷却グッズ

まずは冷却グッズで紹介する商品は5つ。
- 冷却シート
- アイス枕
- 冷却タオル
- 冷却スプレー
- ミニ扇風機
どれも暑いと感じたその瞬間に使用することで熱を冷ましてくれます。
ご存じの方も多いとは思いますが簡単に見ていきましょう。
冷却グッズ1:冷却シート
風邪などで熱が出た時に使っている人も多いのではないでしょうか?
おでこに貼るものでも、冷凍庫用という、ストロングタイプも出ています。
お外にしていくには目立ってしまうので、お家の中や寝苦しい夜なんかにおすすめ。
またその他にも、体に直接貼れるものもあります。
太い血管が通っているところを冷やすと効果的に体温を冷ますことができるので首や脇などもおすすめです。
冷却グッズ2:アイス枕
こちらも使ったことがある方が多いのではないでしょうか?
最近では冷凍庫に入れていてもカチカチに固くならず、しかも冷却持続時間が長いものが出ています。
こちらのアイスノンソフトは我が家でも使っています。
カチカチにならないので大丈夫かな、と最初は心配してましたが、寝る前にセットして朝になってもまだ冷たい。
お安いアイス枕は、朝起きるとぬるーくなっているので、我が家ではアイスノンソフトだけが選抜メンバーとして残っています。
冷却グッズ3:冷却タオル
水で濡らして首などに巻いて使います。
キャンプや畑仕事などの屋外活動をするときに人気です。
水さえあれば事前に冷やしておく必要もないので手軽に使えます。
最近はアイスネックリングも人気ですよね。
28℃で自然凍結してくれるので、冷蔵庫や冷凍庫でもちろん、クーラーの効いた涼しい部屋でも自然凍結して涼しさを保ってくれます。
28℃ってどうなの?と思われるかもしれませんが、首には大きな血管が通っているので、そこを冷やすだけで体温もグッと下げることができますよ。
冷却グッズ4:冷却スプレー
有名なものだと、衣服にかけてスーッとするものがありますよね。
最近は温暖化のせいか、以前よりも冷感成分の配合量が増えた商品もよく見かけるように。
また、お肌に直接吹きかけるタイプはその場で肌温度−10℃を体感できるので、人気の高い商品です。
個人的におすすめは頭に直接かけられる冷却スプレー。
頭は直射日光を受けるので、髪の毛の中に熱がこもって汗でベトベトになりますよね。
このスプレーは−30度のジェット冷気で頭皮を冷ましてくれるので、涼しいのはもちろん、汗のベタつきやニオイまで爽快にリセットしてくれますよ。
冷却グッズ5:ミニ扇風機
こちらも様々なタイプが出ています。
手持ちのタイプはだいぶ浸透してきましたが、最近は角度調節ができて首にかけられるタイプもでてきました。
両手があくので人気上昇中です。
熱中症対策2:水分・塩分補給グッズ

続いて水分補給グッズの紹介です。
- 経口補水液
- スポーツドリンク
- お茶
- 甘酒
- 塩飴・タブレット
こちらも1つずつ見ていきましょう。
水分・塩分補給グッズ1:経口補水液
今や知らない人はいないのではないかという経口補水液。
塩分やミネラルが入って、水分が効率よく吸収されるように設計されています。
通常タイプが美味しくない、という人向けにアップル風味も出ています。
ゼリータイプは持ち運びが楽だったり、飲み込みがうまくできない人におすすめです。
ただし、OS-1は病者用食品と言って、脱水症状の出ている人向けの塩分が多めの飲料です。
脱水症状が出ているときには、素早く水分を吸収させてくれるのに役立ちますが、普段使いしてしまうと血圧に影響してしまいます。
普段使いするなら次に紹介するスポーツドリンクやお茶を使用しましょう。
水分・塩分補給グッズ2:スポーツドリンク
スポーツドリンクは塩分やミネラルも入っていて、経口補水液よりも安価なものが多いです。
塩分はOS-1に比べて少なめなので、血圧が高めの人でも使用しやすくなります。
経済的に使用できるパウダータイプは、消費が激しい人には嬉しいですね。
ただしスポーツドリンクの名のごとく、通常スポーツ時の水分・エネルギー補給として使用することを目的としているため、糖質が多くなるのも特徴です。
そのため、スポーツ時や庭仕事などで汗をかいたり、体力を使ったときにおすすめ。
お家でゆっくりしていたり座り仕事などのときは、次で紹介するミネラル補給のできるお茶が良いでしょう。
水分・塩分補給グッズ3:お茶
お家での普段の水分補給や、座り仕事の人などの通常の水分補給にはお茶がおすすめ。
塩分も糖質も心配な量が含まれていないので、喉の渇いたときにごくごく飲めます。
ミネラルが入ったものなら吸収されやすいので、夏場の水分補給にはもってこいです。
お家で使うなら、水出しパックが経済的でおすすめ。
水分・塩分補給グッズ4:甘酒
暑くなると夏バテで食欲がなくなってしまう人もいるのでは?
そんなときに紹介したいのが甘酒。
甘酒は「飲む点滴」とも言われるくらい栄養が豊富。
食欲がわかないときは胃腸が弱っているので、常温か少し温めて飲むのがおすすめですよ。
1回の飲み切りタイプもあります。
甘酒を選ぶときは糖質が添加されてないものを選ぶのがおすすめです。
水分・塩分補給グッズ5:塩飴・タブレット
汗をかいた時には塩分補給も重要です。
塩飴やタブレットは美味しくお菓子感覚で塩分ができておすすめ。
手軽に持ち運べるので外出時にも使いやすいですよね。
ただし、水分補給も忘れずに。
熱中症対策3:医薬品

医薬品でも熱中症対策におすすめの商品があるんです。
ただし今回紹介する商品はあくまでも“対策”。
予防的に使うものであって、完全に症状が出ているときは迷わず病院にかかってくださいね。
- 五苓散
- 六君子湯
こちらもそれぞれ見ていきましょう。
医薬品1:五苓散
五苓散は体内の水分のめぐりを良くする漢方です。
熱中症では“水分が必要な場所で不足している”状態。
五苓散を使うことによって補給した水を効率よく不足している場所に届けてくれます。
医薬品2:六君子湯
六君子湯は水のめぐりを改善する成分に、胃腸の働きをサポートする成分を加えた漢方です。
夏バテなどで食欲が出ないときなどにおすすめです。
熱中症かも?と思ったらやること3つ

熱中症かもしれないと感じたらすぐに対処しましょう。
まず、軽い熱中症の時にでる症状はこんな感じ。
めまい、生あくび、筋肉痛、こむら返り、大量の発汗
この症状が出た段階ですぐに対応が必要です。
具体的な対応としては
- 水分補給
- 冷やす
- 休む
水分補給では先ほど紹介した経口補水液やスポーツドリンクがおすすめです。
予防であればスポーツドリンクで十分ですが、症状が出始めた場合には経口補水液の方が向いています。
このあたりの選び方や飲み方に関しては少し長くなりますので他のページで詳しく紹介します。
興味のある方は参考にしてください。
参考▶【意外と知らない熱中症対策】OS-1の正しい使い方と正しい水分補給【おすすめ商品10】
冷やすときは先ほど紹介した冷却グッズを使ってもいいですし、凍らせたペットボトル等でも構いません。
太い血管が通っている首や脇などに当てて冷やしましょう。
他にも屋外であれば日陰に移動したり、屋内ではクーラーの効いた部屋に移動するなどの対応も。
休んでも良くならない場合はすぐに病院を受診しましょう。
意外と多いのが熱中症から回復してきた段階で作業を再開し、再び熱中症を再発してしまう場合です。
熱中症から回復してきても2〜3日ほど安静にして過ごしましょう。
熱中症の時にしてはいけないこと

熱中症の時にしてはいけないことの大前提が我慢しないこと。
これくらいなら、とか、迷惑かけちゃうからという気持ちから我慢してしまう人がいますが、熱中症は命に関わる状態です。
遅すぎることはあっても早すぎるということはありません。
違和感を感じたらすぐに先程のやること3つを実行しましょう。
もう一つのしてはいけないことは解熱剤を使うこと。
熱中症で熱っぽいからと言って解熱剤を使うのは意味がありません。
解熱剤ではなく、直接体を冷やし、水分補給を行いましょう。
まとめ:熱中症は予防が大切!
以上、ドラッグストアで買える熱中症対策におすすめグッズ24選でした。
これらのグッズを使って夏を健康で快適に過ごしましょう。

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