ゴホンと言ったら龍角散。
で有名な龍角散ですが、龍角散にもいくつか種類があって選ぶのに困ってしまう人も多いのではないでしょうか?
そこでこのページでは龍角散と龍角散ダイレクト、龍角散トローチの違いについてわかりやすく解説していきます。
後半には食品タイプの龍角散ののどすっきり飴と龍角散ののどすっきりタブレットについても紹介していきます。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
【医薬品タイプ】龍角散と龍角散ダイレクト、龍角散トローチの違い
早速龍角散と龍角散ダイレクト、龍角散トローチの違いを見ていきたいのですが、
そもそも龍角散とは?
という人に向けて簡単に解説しておきます。
龍角散はせき、たん、のどの炎症による声がれ・のどの痛みに水なしで服用する微粉末生薬製剤です(龍角散ホームページより)。
働き方としては炎症を抑えたり気道粘膜の分泌を促して、たんを排泄しやすくして咳を抑えます。
成分の多くは咳止め痰切りで出来ているので龍角散シリーズ全体として
痰がからむせきがある……。
という人におすすめです。
では本題に戻って、龍角散と龍角散ダイレクト、龍角散トローチの違いを見ていきましょう。
- 龍角散:コスパよし
- 龍角散ダイレクト:せきたんへの効果がアップ
- 龍角散トローチ:効果が持続
それぞれの内容も見ていきつつ、詳しく解説していきます。
龍角散
龍角散は龍角散の中でも一番メジャーな商品で缶に入った粉末状の医薬品です。
龍角散の特徴はコスパが良いこと。
専用のさじに山盛りで大人(15歳以上)1回服用量の0.3gですので、1番小さいサイズの20g缶で約66回分、一番大きな90g缶では300回分使うことが可能です。
そのため、
たくさん使えるものがいい。
という人におすすめです。
龍角散ダイレクト
龍角散ダイレクトの特徴はせきたんの効果がパワーアップしたことです。
龍角散に比べてたん切りの成分と粘膜を強くする成分が配合されるので
たんの絡む感じが取れない。
という人におすすめです。
ちなみに龍角散ダイレクトは1包1包小分けになった顆粒状の医薬品で、ミント味とピーチ味がありますが成分は同じですのでお好みで選んでください。
龍角散ダイレクトトローチ
龍角散ダイレクトトローチの特徴は、舐めている間に成分がずっと喉に届くので効果が持続しやすいこと。
成分は缶タイプの龍角散と同じで、マンゴー味の舐めやすいトローチです。
喉が乾燥してたんや咳が出る。
という人におすすめです。
【食品タイプ】龍角散ののどすっきり飴と龍角散ののどすっきりタブレットの違い
さて医薬品タイプの龍角散の違いを見てきたところで、後半は食品タイプの龍角散について見ていきましょう。
食品タイプの龍角散は以下の商品があります。
- 龍角散ののどすっきり飴
- のどすっきり飴
- のどすっきり飴
- のどすっきり飴びわの葉入り
- のどすっきり飴120max(休売中)
- シークヮーサー味(休売中)
- カシス&ブルーベリー
- のどすっきり飴ハーブパウダーinタイプ
- さわやかミント味(休売中)
- しとやか白桃味(休売中)
- さっぱり柚子味(休売中)
- のどすっきり飴
- 龍角散ののどすっきりタブレット
- ハニーレモン味
- 抹茶ハーブ味
たくさんありますが、大きく分けると飴かタブレットの2つ。
新型コロナウイルスなどの感染症の影響で需要が拡大し、生産が間に合わないことからいくつか休売中の商品もあります。
2023年7月現在では再開の見込みも立っていないそうですので、このページでは現在も生産されている商品に限って紹介していきます。
龍角散ののどすっきり飴
龍角散ののどすっきり飴は厳選されたハーブエキスとハーブパウダーを配合しています。
ハーブエキスとハーブパウダーの中身はこちら。
【ハーブエキス】19種
ペパーミント、カモミール、リンデン、カンゾウ、タイム、セージ、スターアニス、ユーカリ、オオバコ、エルダーフラワー、マローブルー、アニス、ヤロー、レモンバーム、ナツメ、スイカズラ、温州ミカン果皮、キキョウ、キク
【ハーブパウダー】2種
カリン、カミツレ
医薬品のように効能効果がうたえるわけではありませんが、これだけハーブがしっかりと配合されているので
喉の違和感があるときに使うと結構いいのよ。
という人は多い商品です。
龍角散ののどすっきり飴びわの葉入り
龍角散ののどすっきり飴びわの葉入りはその名の通り、龍角散ののどすっきり飴にびわの葉の成分が追加配合された飴です。
びわの葉はせきやたんに効果があると言われていますので、よりスッキリしたい人にはこちらがおすすめです。
龍角散ののどすっきり飴カシス&ブルーベリー
龍角散ののどすっきり飴カシス&ブルーベリーの特徴はシュガーレスなこと。
のど飴は舐めたいけど糖質は気になる。
という人も使いやすくなっています。
さらにカシスポリフェノール、アントシアニン、ブルーベリー果汁、ビタミンCが入っていますのでのどの修復をサポートします。
龍角散ののどすっきりタブレットハニーレモン味
龍角散ののどすっきりタブレットハニーレモン味の特徴は小粒のタブレットでさっとお口の中をリセットできます。
成分としては飴のタイプに比べると少なく、ハーブパウダーのみ使用しています。
ハーブパウダーのカリンはせきに、カミツレは抗菌、抗炎症などに効果があるとされるので、
ちょっとのどが気になったときにサクッと使いたい。
というときにおすすめです。
シュガーレスですので糖質も気にせず使えます。
龍角散ののどすっきり桔梗タブレット抹茶ハーブ味
龍角散ののどすっきり桔梗タブレット抹茶ハーブ味の特徴はハニーレモンに比べて成分がプラスで配合されていること。
プラスで配合された成分はせきたんに効果を示す桔梗と、抗ウイルス活性の確認されたAVSSという成分です。
こちらの商品もシュガーレスですので、
ウイルス対策に普段から気軽に使えるものを探している。
という人も使いやすい商品となっています。
まとめ
以上、龍角散と龍角散ダイレクト、龍角散ダイレクトトローチの違いでした。
【龍角散:コスパよし】
【龍角散ダイレクト:せきたんへの効果がアップ】
【龍角散トローチ:効果が持続】
龍角散は現在ドラックストアなどでも商品が入荷しにくい状態が続いています。
「普段から使っているのに手に入らない」「喉の症状が気になるから使いたいのにどこにもない」という人はネットでしたら入手可能ですので、一度ネットでの購入を検討してみると良いかもしれません。
また、喉のケア商品として有名なヴィックスと比較したページもありますので興味のある人はこちらもどうぞ。
参考▶【のどに良いのはどっち?】ヴィックスと龍角散の違いと、併用はできるのか解説
他の咳止めも探している人はこちらも参考に。
参考▶【市販で1番効くのはどれ?】せき止めのおすすめ7選をドラッグストア薬剤師が解説!
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