
サロンパスとサロンシップって何が違うの?
私にはどっちがおすすめなの??
とお困りではありませんか?
このページではサロンパスとサロンシップの違いをわかりやすく解説します。
後半には冷湿布と温湿布の使い分けについても解説していきます。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
サロンパスとサロンシップの違い

さて、早速サロンパスとサロンシップの違いを見ていきたいのですが、サロンパスとサロンシップはそれぞれシリーズがたくさん出ています。
【サロンパスシリーズ】
- サロンパス
- サロンパスAe
- サロンパス30
- サロンパス30ホット
- ら・サロンパス
- サロンパス−ハイ
- サロンパスロール
- サロンパスローション
- サロンパスツボコリパッチ
- サロンパスホット
- サロンパスEX
- サロンパスEX温感
【サロンシップシリーズ】
- のびのびサロンシップフィット
- のびのびサロンシップフィットH温感
- のびのびサロンシップフィットα無臭性
- のびのびサロンシップFフィット
- のびのびサロンシップFHフィット温感
- のびのびサロンシップFαフィット無臭性
- サロンシップインドメタシンEX
- サロンシップ巻貼タイプ

こ、こんなに……。
すべてを比較していくのは難しいですので、今回はどちらのシリーズでもメインの商品を比較していきましょう。
今回はサロンパスシリーズの①サロンパスと、サロンシップシリーズの①のびのびサロンシップフィットの違いについて見ていきたいと思います。
後半にそれ以外の商品の簡単な使い分けも紹介していますので、気になる人は最後までお付き合いください。
では改めて、サロンパスとのびのびサロンシップフィットの違いをお先に伝えるとこちら。
- サロンパス:より効果が欲しい人に
- サロンシップ:肌に優しく匂いが少ないものを使いたい人に
それぞれの特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。
サロンパス
サロンパスは効き目の欲しい人におすすめ。
サロンパスはそれぞれの成分の配合量が多めに入っています。
サロンパス | サロンシップ | |
サリチル酸メチル | 10.0g | ー |
サリチル酸グリコール | ー | 2.0g |
l−メントール | 3.0g | 1.0g |
ビタミンE | 2.0g | 1.0g |
サリチル酸メチルとサリチル酸グリコールは血流促進作用のある鎮痛剤ですが、効果は同等とされています。
しかし、清涼感のあるl−メントールや血流促進作用のあるビタミンEはサロンパスのほうが多めに配合されているため、

筋肉の凝りをしっかりほぐしたい。
という人はサロンパスがおすすめです。
ちなみにサロンパスとよく似たサロンパスAeは鎮痛成分のサリチル酸メチルが少し少なめの現行品です。
ただし、局所刺激作用のあるdl-カンフルが配合されているため、血行促進成分の種類は増えます。
大きさはサロンパスが4.6cm×7.2cm、サロンパスAeは4.2cm×6.5cmですので、サイズによって選んでも良いかもしれません。
のびのびサロンシップフィット
のびのびサロンシップの特徴は肌に優しく匂いが少ないことです。
のびのびサロンシップは冷湿布ですので水分を含んでいてひんやりした使用感になっています。
一般的に貼り薬の中では冷湿布がかぶれにくいと言われますので、

肌が弱くてかぶれやすい。
という人におすすめです。
ちなみに大きさは10cm×14cmです。
また、鎮痛成分のサリチル酸グリコールはサロンパスで使っているサリチル酸メチルよりも匂いが少なめですので、

匂いが少ない方がいい。
という人にも向いています。
また匂いでいうと、有効成分の違いだけでなくl-メントールの配合もなくした『のびのびサロンシップフィットα無臭性』も使いやすいですね。
冷湿布と温湿布の違い

さて、それぞれの違いを見てきましたが、のびのびサロンシップフィットの項目で「冷湿布はかぶれにくい」という話が出てきました。
冷湿布はかぶれにくいだけでなく他にも様々な特徴があるのです。
そこでこの項目では冷湿布と温湿布の特徴と、使い分けについて解説していきます。

これが分かればたくさんあったシリーズも、もう少しわかりやすくなります。
ここでは以下の2つについて確認していきます。
- かぶれやすさ
- 急性、慢性
それぞれ見ていきましょう。
ポイント①かぶれやすさ
冷湿布と温湿布の違い1つ目は先ほども出てきた、かぶれやすさです。
冷湿布は水分を多く含んでいるため、かぶれにくくなっています。
温湿布はトウガラシエキスといった局所刺激作用のある成分も肌の刺激になるため、赤みやヒリヒリ感が出やすくなります。

肌が弱い人は冷湿布。
肌が弱くない人であってもかぶれないように、温湿布を使う時は以下のことに注意して使いましょう。
【温湿布を使う時の注意点】
- コタツや電気毛布等で温めない
- 入浴の1時間前には温湿布をはがし、入浴後は30分位してから使用する
- 同じ所には続けて貼らない
ポイント②急性、慢性
冷湿布、温湿布の特徴の2つ目は急性、慢性の症状で使い分ける必要があることです。
「冷湿布は急性症状、温湿布は慢性症状」というのを聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?
しかし、

実際、急性症状とか慢性症状ってどうやって見分けるの?
と疑問に思う人も多いのは確かです。
そこでここでは冷湿布を使うべき急性症状と、温湿布を使うべき慢性症状の見分け方を説明します。
急性症状と慢性症状の見分け方は以下の通り。
【急性症状】
- 赤く腫れている
- 触ると熱を持っている
【慢性症状】
- ストレッチ等で筋肉がほぐれると楽になる
- お風呂に入って温まると楽になる
急性症状は炎症が強い状態なので冷やしながら炎症を抑えてくれる冷湿布がおすすめです。
そして今回紹介してきたサロンパスには冷感タイプは存在しません。
急性症状に使いたいのであればサロンシップシリーズのフィット、フィットα無臭性、Fフィット、Fαフィット無臭性、インドメタシンEX、巻貼タイプから選びましょう。
【サロンシップ冷感タイプ】
慢性症状は筋肉が凝り固まって血流が悪くなっているので、コリをほぐして血流を良くしてあげる温湿布がおすすめです。
サロンパスやサロンシップの“ホット”や“温感”と書かれているものです。
【サロンパス温感タイプ】
【サロンシップ温感タイプ】
ちなみに、「それ以外のサロンパスは何なのよ」という話になると思いますので簡単に説明すると、プラスター剤・テープ剤と言われるものです。
冷やしたり温めたりはしないタイプですので、冷感か温感か迷った場合はプラスター剤・テープ剤を選ぶと良いですよ。
ちなみにサロンシップにプラスター剤・テープ剤はないのでサロンパスシリーズから選びましょう。
【サロンパスプラスター剤・テープ剤タイプ】
まとめ
以上、サロンパスとサロンシップの違いでした。
【サロンパス:より効果が欲しい人に】
【サロンシップ:肌に優しく匂いが少ないものを使いたい人に】
後半には冷感と温感の違いについても解説しました。
症状によって選ぶべき商品が変わりますので、きちんと自分の状況にあったものを選んでくださいね。
サロンパスと同じくらい良く売れている商品のトクホンと比較したページもありますので、興味のある人はこちらもどうぞ。
参考▶サロンパスとトクホンの違いと、おすすめの足裏への使い方『はさみ貼り』
そして、今回紹介したサロンパスもサロンシップも痛み止めとしては優しいタイプでした。
「もっと強い痛み止めがほしい」ということがありましたら、こちらのページを見てみてください。
参考▶ロキソニンテープとモーラステープとボルタレンテープの違いと市販で買える同じ成分の貼り薬

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