花粉症ってツラいですよね。

とにかくすぐに効くものが使いたい!
という時におすすめなのが第1世代抗ヒスタミン薬を使った鼻炎薬。
そこでこのページでは花粉だけではなく鼻風邪のときにも使える第1世代抗ヒスタミン薬を使った鼻炎薬の『新コンタック600プラス』と『パブロン鼻炎カプセルSα』と『ストナリニ』の違いを徹底解説します。
後半には「そもそも第1世代とか第2世代って何?」という疑問や、使い分けについても紹介しますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
新コンタック600プラスとパブロン鼻炎カプセルSαとストナリニの違い

では早速ですが、新コンタック600プラスとパブロン鼻炎カプセルSαとストナリニの違いを紹介したいと思います。
- 新コンタック600プラス:第一選択
- パブロン鼻炎カプセルSα:コンタックが効かない時に
- ストナリニ:錠剤タイプ、他の鼻炎薬が効かない時に
それぞれ見ていきましょう。
新コンタック600プラス
新コンタック600プラスは鼻炎薬の中でも一番ベーシック。
内容は働きの違う鼻水止めが2種類と、鼻詰まりに効く成分、頭痛に効くカフェイン、の4種類。
使っている鼻水止めは多くの風邪薬でも使用されていたり、病院でも処方されているので安心して使うことができます。
そのため、

色々あって何から試したらいいの?
という人の第一選択としておすすめです。
パブロン鼻炎カプセルSα
パブロン鼻炎カプセルSαは新コンタック600プラスとほどんど同じ内容です。
ただ、鼻水止めに珍しいもの(マレイン酸カルビノキサミン)を使っており、市販薬ではパブロン鼻炎カプセルSαにしかつかわれていません。
そのため、

新コンタック600プラスじゃ効かなかった……。
という人は試してみると良いでしょう。
ストナリニ
ストナリニは少し変わり種。
チョウセンアサガオの葉から抽出したダツラエキスを使用しており、そこに含有されるいくつかの成分が働きかけることで鼻症状を改善します。
例えるならば、「サプリで特定の栄養を取るのではなく、野菜でいろんな栄養をバランスよく取りましょう」みたいな感じです。
そのため、

いろんな鼻炎薬を試したけどダメだった……。
という人は試して見る価値があり。
ただし、ダツラのどの成分が効いたのか、またどの成分で副作用が出たのか特定することは難しく、少し扱いは難しいかな、と思います。
そもそも第1世代とか第2世代とは?

さて、商品の違いを見てきたところで

そもそも鼻炎薬でよく耳にする“第1世代”とか“第2世代”って何?
どっちがおすすめなの?
というところを簡単に説明していきます。
最初に結論をお伝えするとこんな感じ。
- 第1世代は副作用も出やすいが効果も出やすい
- 第2世代は副作用は出にくいが使い方に注意あり
- おすすめは第2世代
ではそれぞれ見ていきましょう。
第1世代は副作用も出やすいが効果も出やすい
第1世代と言われる鼻炎薬は、眠気や喉の乾きといった副作用が出やすいですが、効果もしっかりしています。
そのため、

多少眠気が出てもいいから症状をおさえたい!
という人におすすめ。
今回紹介した新コンタック600プラス、パブロン鼻炎カプセルSα、ストナリニはこちらの第1世代に当てはまります。
眠気や喉の乾きといった副作用は個人差も大きく、全く眠気が気にならなかったという人もいれば、眠くて仕方なかったという人もいます。
これは成分によっても同じことが言え、同じ第1世代でもパブロンは眠くなったけど、コンタックは大丈夫だったという人もいます。

試して自分に合ったものを見つけることが大切。
また、第1世代の鼻炎薬は花粉症などのアレルギー性鼻炎だけでなく、鼻風邪などの急性鼻炎にも使うことができます。
花粉症か風邪かわからない人には良い選択肢ですね。
第2世代は副作用は出にくいが使い方に注意あり
第2世代と言われる鼻炎薬は、第1世代のような副作用は出にくいですが、効果を実感するためには使い方が大切になります。
というのも、第2世代と言われる鼻炎薬は症状が出てからではなく、“症状が出る前から”症状がひどくならないように使います。
そのため、

今鼻水が出ているのをどうにかしたい!
という人ではなく、

毎年この時期になるとツラいから、ひどくならないようになにか使いたい。
という人におすすめです。
また、アレルギーの元を抑える働きなので花粉症などのアレルギー性鼻炎には使えますが、鼻風邪には効果がありません。
花粉症かどうかわからない人は一度病院で検査してもらうといいでしょう。
花粉症で使う場合は、花粉が飛び始める2月くらいから飲み始め、花粉のシーズンは飲み続けます。
おすすめは第2世代
第1世代と第2世代の違いを見てきたところで、

どっちがおすすめなの?
という質問に回答しておきます。
私の回答は

花粉症ならば第2世代から試すべし。
ただし、風邪との見極めは重要。
です。
第1世代は効き目が高いですが、副作用として眠気や口の乾きも出やすいです。
お休みの日であれば良いのですが、勉強や仕事、車などの運転がある人には使いにくいというデメリットがあります。
そのため、迷ったらまずは第2世代から試してみましょう。

それでも効かなかった!
もっと効き目がほしい。
という時に、今回紹介した新コンタック600プラス、パブロン鼻炎カプセルSα、ストナリニを使ってみてくださいね。
「それじゃあ第2世代はどれがおすすめなのよ」という人にはこちらのページがおすすめ。
参考▶【最強の花粉症薬はどれ?】クラリチンとアレジオンとアレグラの違いを解説
ただし、先程も説明したように第2世代はアレルギー性鼻炎専用で鼻風邪には効果がありません。
迷った場合は病院で検査してもらいましょう。
まとめ:コンタック、パブロン、ストナリニは効き目重視派におすすめ

以上、新コンタック600プラス、パブロン鼻炎カプセルSα、ストナリニの違いでした。
【新コンタック600プラス:第一選択】
【パブロン鼻炎カプセルSα:コンタックが効かない時に】
【ストナリニ:錠剤タイプ、他の鼻炎薬が効かない時に】
それぞれ使っている成分に違いがあります。
また、後半には第1世代抗ヒスタミン薬と第2世代抗ヒスタミン薬の違いも解説しました。
花粉症と風邪では使える鼻炎薬も異なりますので、ぜひ参考に選んでみてくださいね。
花粉対策に関して、完全攻略ガイドとしてまとめたページもありますので、こちらもぜひ参照してみてください。
参考▶【これ揃えれば最強】花粉症対策の飲み薬・点鼻薬・目薬の完全攻略ガイド

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