毎年、春先になると飛び始め、私達を苦しめる花粉。

この症状、どうにかして!!
とお困りも人も多いのでは?
そこでこのページでは花粉症薬で有名な『クラリチン』と『アレジオン』、『アレグラ』の違いを徹底解説します。
よくある「一番効くのはどれ?」という質問にも回答していきますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
クラリチンとアレジオンとアレグラの違い

では早速、クラリチンとアレジオンとアレグラの違いを見ていきましょう。
【クラリチン:1日1回で眠気少ない物を使いたい人に】
【アレジオン:1日1回で効果が高いものを使いたい人に】
【アレグラ:1日2回、眠気が少なくて効き目がほしい】
では成分の違いを見ていきつつ、特徴をおさえていきましょう。
クラリチン
クラリチンの成分はロラタジンで、病院でもクラリチンの名前で処方されています。
クラリチンの特徴はとにかく楽に使えること。
1日1回の服用で良く、しかも服用タイミングも決まっていません。
そのため、

1日1回タイプで、自分が忘れないタイミングに固定して使いたい。
という人におすすめです。
アレジオン
アレジオンの成分はエピナスチンで、病院でもアレジオンの名前で処方されています。
クラリチンの特徴は1日1回でよいことに加えて、クラリチンに比べて効果が高いといわれていること。
そのため、

1日1回で効果の良いものがほしい。
という人におすすめです。
ただし、服用のタイミングが就寝前と決まっているので、飲み忘れに注意しましょう。
またアレジオンは眠気が少ないとはいえ、全く出ないわけではないので、服用後の機械の運転は避けましょう。
アレグラ
アレグラの成分はフェキソフェナジンで、病院でもアレグラの名前で処方されています。
アレグラの特徴は1日2回になってしまいますが、1日1回のものに比べて効き目がしっかりしていること。
1日に1回よりも、何回かに分けて使う方が薬の濃度が安定しやすく、効果も安定します。
そのため、

眠くなりにくいものの中でも、効き目がほしい。
という人におすすめです。
アレグラはアレグラFXに加えて、アレグラFXプレミアムが2024年に発売されました。
こちらの違いをまとめているページもありますので、気になる人はこちらのページもどうぞ。
最強の花粉症薬はどれ?

さて、それぞれの違いを見てきたところで、みなさんが気になっているであろう

クラリチン、アレジオン、アレグラの中で1番効くのはどれ?
という質問に答えていきます。
回答としては

クラリチン<アレジオン<アレグラ
の順で効果が強くなっていきます。
ただし、これら3つは第2世代と言われる分類での順位付けとなります。
ちょっとだけ説明させてもらうと、花粉症のお薬には第1世代と第2世代があり、以下のような特徴があります。
- 第1世代は副作用(眠気、口の乾きなど)が出やすいが効果も出やすい
- 第2世代は副作用は出にくいが効果も優しめ
つまり、クラリチン・アレジオン・アレグラなどの第2世代は効き目で言うと第1世代には劣りますが、副作用(眠気、口の乾きなど)の面では勝っているということです。
効き目か副作用のどちらを選ぶかという話になってきますが、迷っているのであれば、まず第2世代の使用をおすすめします。
それでも治まらずに「もっと効くものがほしい!」となった場合はこちらのページを御覧ください。
参考▶【花粉症や鼻風邪に】新コンタック600プラスとパブロン鼻炎カプセルSαとストナリニの違いを解説
まとめ

以上、クラリチンとアレジオンとアレグラの違いについてでした。
【クラリチン:1日1回で眠気少ないものを使いたい人に】
【アレジオン:1日1回で効果が高いものを使いたい人に】
【アレグラ:1日2回、眠気が少なくて効き目がほしい人に】
今回紹介した第2世代抗ヒスタミン薬は副作用(眠気、口の乾きなど)が少ないのが特徴です。
そのため、「とにかく効き目がほしい」という人には物足りないかもしれませんが、正しく使えばとても役立つお薬です。
それでも効き目で選びたいという人は、第1世代の商品についてもまとめてありますので、使用する前に一度確認してみてください。
参考▶【花粉症や鼻風邪に】新コンタック600プラスとパブロン鼻炎カプセルSαとストナリニの違いを解説
花粉対策に関して、完全攻略ガイドとしてまとめたページもありますので、こちらもぜひ参照してみてください。
参考▶【これ揃えれば最強】花粉症対策の飲み薬・点鼻薬・目薬の完全攻略ガイド

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