登録販売者資格試験を受験する際に「1度で合格できるか不安だ」という方は多いですよね。
そんな時にこんな疑問が浮かんだ方はいませんか?
このページを見たら登録販売者資格試験の受験場所や併願受験についての疑問がなくなりますよ。
併願受験についての注意点もまとめていますので、今年中に合格したいという方は最後まで必見です。
登録販売者資格試験の受験場所
登録販売者資格試験は全国を10個のブロックに分けて、各ブロックごとで同じ日程、同じ内容で試験を行っています。
[北海道・東北ブロック]北海道・青森・宮城・秋田・岩手・山形・福島
[関東・甲信越ブロック]茨城・栃木・群馬・新潟・山梨・長野
[首都圏ブロック]東京・神奈川・千葉・埼玉
[北陸・東海ブロック]富山・石川・愛知・岐阜・三重・静岡
[関東広域連合ブロック]大阪・京都・兵庫・滋賀・和歌山・徳島
[福井]福井
[奈良]奈良
[中国ブロック]鳥取・島根・岡山・広島・山口
[四国ブロック]香川・愛媛・高知
[九州・沖縄ブロック]福岡・佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎・鹿児島・沖縄
各都道府県の受験手数料や受験ブロックでの試験の難易度は異なります。
しかし受験場所は決められておらず、住所地や居住地でないところでの受験が可能。
そのため受験地域に迷った場合は、2ヶ所以上で受験する併願受験を考えてみましょう。
併願受験の内容は次から詳しく見てみましょう。
登録販売者資格試験を2回以上受験(併願受験)はできるの?
登録販売者資格試験の日程は例年8〜12月に行われています。
このように試験期間に幅があり、受験場所や年に1度というような縛りがないので、同じ年に数カ所で受験(併願受験)しても大丈夫なんです。
2021年を例にすると北海道で8月25日に受験して、沖縄で12月12日にもう一度受験するといったような感じです。
※2021年の試験日程は以下の通りでした。
[北海道・東北ブロック]8月25日
[関東・甲信越ブロック]9月9日
[首都圏ブロック]9月23日
[北陸・東海ブロック]9月1日
[関西広域連合ブロック]8月29日
[福井]8月29日
[奈良]9月26日
[中国ブロック]11月9日
[四国ブロック]11月9日
[九州・沖縄ブロック]12月12日
資格試験を複数回受けることで合格できるチャンスも増えますので「絶対に今年中に合格したい!」という方は併願受験してもいいかもしれません。
ただし一見便利そうな併願受験ですが、注意点もいくつかありますので確認しておきましょう。
登録販売者資格試験の2回以上受験するときの注意点
登録販売者資格試験の併願受験をするときには以下のことに注意が必要です。
- 日程が被っていないか
- 試験内容
- 申込期間と合格発表の時期
- 合格が決まり併願先の受験をキャンセルする場合
- コロナの影響
注意点1.日程が被っていないか
併願受験をする際は、希望の受験ブロックの試験日程が被っていないかチェックしましょう。
先ほど確認した2021の各受験ブロックの試験日程では8月29日に[関西広域連合ブロック]と[福井]が、11月9日には[中国ブロック]と[四国ブロック]の日程が被っています。
そうなるとどちらか一方を選ぶしかありませんので慎重に選びましょう。
どちらにするか悩ましい。
2021年度の最新版の合格率・難易度をランキングにしてまとめたページもありますので、参考に受験地域に目星をつけましょう。
【登録販売者】資格試験の合格率・難易度ランキング2022年最新版
注意点2.試験内容
併願受験する際、試験勉強の内容にも注意する必要があります。
登録販売者資格試験は「過去問が命!」なんて言われていますので受験地域それぞれの過去問を勉強しておく必要があります。
心配だからといって何箇所も併願受験してしまうと、どこも中途半端な勉強になってしまいかねませんので自分の勉強のキャパシティも考えて申し込みましょう。
あれもこれも…、あぁそれも勉強しなくちゃ…!
資格試験のおすすめの勉強法を紹介しているページもありますので効率よく勉強したい方は【登録販売者】資格試験の勉強方法は?おすすめの方法教えます!もチェック。
注意点3.申込期間と合格発表の時期
「本命のブロックで不合格だったら他の地域で受けたらいいや」というのは危険な考え方。
実は試験の合格発表があってから申込みができる地域はないのです。
試験の合格発表が1番早い[北海道・東北ブロック]9月28日。
試験の申込期間が1番遅い[九州・沖縄ブロック]9月3日まで。
合格発表を待っていたら間に合わない!
つまり合格発表を待たずして併願受験をするかどうかを決めておかなければいけません。
併願受験をするかは勉強の進捗具合をみて早めに考えておいたほうが良さそうです。
注意点4.合格が決まり併願先の受験をキャンセルする場合
2ヶ所以上に受験の申込みをしていて、1ヶ所で合格が決まった場合、併願先の試験をキャンセルすることができます。
しかし、受験をキャンセルする場合は併願受験かどうかに関わらず、受験手数料は返金されません。
「今年中に合格したい」「でもなるべくお金はかけたくない」という方は勉強の進捗とお財布の状況をよく考えて申し込みしましょう。
受験手数料は12,800〜18,100円
注意点5.コロナの影響
2020,2021年はコロナの影響で自治体によっては受験者を制限しているところもあります。
東京都の令和3年度の登録販売者資格試験Q&Aのページでは以下のように記されています。
現段階では2022年の試験にどのような対応が取られるかわかっていませんが、今後の動向に注目しましょう。
まとめ
今回は登録販売者資格試験の併願受験について解説しました。
登録販売者資格試験には受験場所や年に一回といった縛りがないので同じ年に2ヶ所以上受験する併願受験が認められています。
合格のチャンスを増やすという意味では利用しておきたい併願受験ですが、いくつか注意点もありましたので実際に併願するときにはきちんと確認してから受験しましょう。
- 日程が被っていないか
- 試験内容
- 申込期間と合格発表の時期
- 合格が決まり併願先の受験をキャンセルする場合
- コロナの影響
受験地の候補を見つける際には合格率・難易度を参考にしてみてくださいね。
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