登録販売者の資格取得のためには試験の受験料以外にもかかるお金があります。
登録販売者の資格を取るまでにかかる費用はどれくらいなのでしょうか?
今回は資格取得する前や取得した後にかかる費用も含め、順番に解説していきます。
このページを読めば、資格取得にかかる金額の全体像がわかり、その時になってから慌てずに済むでしょう。
登録販売者の試験前にかかるお金
まずは登録販売者の資格試験前にかかるお金から確認しましょう。
試験前にかかるお金は以下の通り。
- 試験勉強にかかるお金:数千円〜8万円程度
- 受験手数料:12,800円〜18,100円
- 受験日の移動費・宿泊費
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1−1.受験勉強にかかるお金
試験を受ける前には試験勉強をしますよね。
試験勉強にはいくつか方法がありますが、数千円〜10万円程度と差があります。
テキストは完全に独学、通信講座はサポートシステムあり、通学コースは手取り足取りといった感じですので、ご自身のレベルに合わせて選ぶと良いでしょう。
それぞれの特徴をもう少し詳しく解説しているページもありますので、興味のある方は【登録販売者】資格試験の勉強方法は?おすすめの方法教えます!もチェックしてみてください。
1−2.受験手数料
受験手数料は試験の申込みの際に願書と一緒に提出します。
受験手数料は都道府県によって異なります。
同じ資格の試験なのに手数料が違うんですね。
ご自身の受験地の手数料はいくらなのか、事前に確認しておきましょう。
2021年度の最新の受験手数料をランキング形式で発表もしていますのでそちらもチェック。
参考▶【登録販売者試験の申込み】必要なものは?受験料は?期日に間に合わない場合は?
1−3.試験日の移動費・宿泊費
試験は住所のあるところでなくても良いのはご存知ですか?
毎年の合格率などを確認し、合格しやすい受験地で試験を受けるのも合格のためのワンポイント。
【登録販売者】2回以上の受験は可能?併願受験のときの注意点5つ
そのため試験の前日に移動・宿泊し試験に挑む場合があるのです。
登録販売者の試験に合格した後にかかるお金
めでたく試験に合格した後にもお金はかかります。
合格後にかかるお金は以下の通り。
- 販売従事登録:7,100〜10,300円+α
- 合格後の勉強:2,000〜3,000円
2−1.販売従事登録
販売従事登録とは登録販売者の資格を仕事で使うために必要な登録で、勤務先の住所の保健所で登録する必要があります。
こちらも受験手数料と同じく都道府県により異なります。
2021年度の販売従事登録の手数料一覧はこの通り。
販売従事登録料 | |
北海道 | ¥10,300 |
青森 | ¥10,000 |
秋田 | ¥10,000 |
岩手 | ¥10,000 |
宮城 | ¥10,000 |
山形 | ¥10,000 |
福島 | ¥9,000 |
東京 | ¥7,300 |
神奈川 | ¥7,600 |
千葉 | ¥7,500 |
埼玉 | ¥8,700 |
茨城 | ¥8,000 |
栃木 | ¥8,000 |
群馬 | ¥8,600 |
山梨 | ¥7,600 |
長野 | ¥8,100 |
新潟 | ¥7,600 |
富山 | ¥10,000 |
石川 | ¥10,000 |
福井 | ¥7,100 |
愛知 | ¥10,000 |
静岡 | ¥10,000 |
岐阜 | ¥10,000 |
三重 | ¥10,000 |
大阪 | ¥7,100 |
滋賀 | ¥7,500 |
京都 | ¥7,240 |
兵庫 | ¥7,100 |
奈良 | ¥7,100 |
和歌山 | ¥7,100 |
鳥取 | ¥7,200 |
島根 | ¥7,100 |
岡山 | ¥7,150 |
広島 | ¥7,100 |
山口 | ¥7,130 |
徳島 | ¥7,100 |
香川 | ¥7,400 |
愛媛 | ¥8,600 |
高知 | ¥7,100 |
福岡 | ¥7,100 |
佐賀 | ¥7,100 |
大分 | ¥7,100 |
長崎 | ¥7,100 |
熊本 | ¥7,100 |
宮崎 | ¥7,100 |
鹿児島 | ¥7,100 |
沖縄 | ¥7,100 |
また、販売従事登録では手数料以外にも必要書類にもいくらか必要になります。
必要書類は以下6点。
- 申込書
- 合格通知書
- 本籍の記載のある住民票記載事項証明書
- 使用関係を示す書類の写し又は雇用証明書
- 診断書(必要な方のみ)
- 登録手数料
(※各都道府県により必要な書類に違いがある場合がありますので必ずご自身の該当する都道府県のホームページも確認してください。)
この中でもお金がかかるのは3.本籍の記載のある住民票記載事項証明書と5.診断書(必要な方のみ)。
これらをまとめるとこんな感じになります。
2−2.合格後の勉強
登録販売者の資格を取得した後も勉強を続けるのがおすすめ。
とはいえ一番の勉強は実務での経験になりますので、お仕事をしながら学ぶのが一番です。
しかしいきなり実務経験に入るのは不安だという方もいらっしゃるでしょう。
そんなときにはテキストを使った勉強がおすすめ。
参考▶【試験合格後】登録販売者が現場で役に立つおすすめの勉強本10選
まとめ
以上、登録販売者の資格取得全体でかかるお金のまとめでした。
「こんなところにもお金がかかるんだ」と思った方もいるかも知れませんね。
今回のページで大まかな費用を把握し、実際に受験する際はご自身の状況と照らし合わせてチェックしてくださいね。
コメント