登録販売者の皆さん、試験合格おめでとうございます。
しかし試験に合格して実務に入るとき、自身の知識の少なさに不安になってしまう方も多いもの。
そこでこのページでは試験に合格した後に、抱えやすい以下のような不安をもとに参考になる勉強本を用意しました。
このページを最後まで読んだら、あなたの抱える不安を軽減してくれる勉強本に巡り会えますよ。
それでは早速見ていきましょう。
おすすめの勉強本10選
まずは最初におすすめの勉強本を10冊、一気に紹介します。
- 現場で使える新人登録販売者便利帖
- 現場で使える 新人登録販売者便利帖 症状から選ぶOTC医薬品
- 現場で使える 新人登録販売者便利帖 もっと症状から選ぶOTC医薬品
- 現場で使える 新人登録販売者便利帖 成分と特徴で選ぶOTC医薬品
- やさしくわかる! 登録販売者1年目の教科書
- 現場で差がつく! もう迷わない! ユーキャンの登録販売者お仕事マニュアル 症状と成分でわかるOTC薬
- 現場で差がつく! ユーキャンの新人登録販売者お仕事マニュアル
- OTC医薬品の比較と使い分け
- 現場で使える 薬剤師・登録販売者のための漢方相談便利帖 症状からチャートで選ぶ漢方薬
- 現場で使える 薬剤師・登録販売者のための漢方相談便利帖 わかる!選べる!漢方薬163
たくさんあるね!
これらの勉強本は登録販売者試験の時の勉強本と違い、1冊選んで読めばすべての内容が網羅されているものではありません。
似たような内容はあるものの、それぞれの勉強本で得意な分野が違っていたりもします。
1冊でおわりにするのではなく、自分の苦手に合わせて本を選んであげるといいですよ。
それでは1つ1つ詳しく紹介します。
おすすめ①現場で使える新人登録販売者便利帖
こちらの本は現場で実践的に使える本というよりは、現場での登録販売者の仕事内容や心構え、知識を増やしていくコツなどが載っています。
商品を覚える優先順位がわかって勉強しやすくなった、実際にドラッグストアで働く前に読んで
イメージトレーニングをしたなど、現場に立ってからだけでなく、現場に立つ前の不安の解消にも役立ってくれます。
おすすめ②現場で使える 新人登録販売者便利帖 症状から選ぶOTC医薬品
先ほどの「現場で使える便利帖シリーズ」第2弾。
こちらは症状ごとにおすすめの薬の選び方がまとめられた1冊。
症状が起こる仕組みと、その症状に効く成分の特徴がわかりやすく解説されています。
接客事例が載っているので実際の状況をイメージしやすい作りとなっています。
おすすめ③現場で使える 新人登録販売者便利帖 もっと症状から選ぶOTC医薬品
こちらも「現場で使える便利帖シリーズ」。
1つ前に紹介した便利帖の紫で紹介しきれなかった症状をまとめています。
現場で聞かれやすいのは紫でまとめてあるので、こちらはもっとレベルアップがしたいという方向けの内容。
しかし、外傷・抜け毛・尿トラブルなど知っておきたい内容にはなりますので慣れてきたら目を通してみるといいかもしれません。
おすすめ④現場で使える 新人登録販売者便利帖 成分と特徴で選ぶOTC医薬品
まだまだ続く「現場で使える便利帖シリーズ」。
大好評だからこそのシリーズ化だと言えるのでしょう。
この本では今までの症状からのお薬相談と違い、商品カテゴリからまとめた1冊となっています。
例えば風邪薬や胃薬などで実際に店頭にある商品を3つ選択、その3つの商品のそれぞれの特徴をあげて比較しています。
嬉しいのが比較のポイントも教えてくれること。
自分が実際に現場に出た時に同じように商品を比較する時に参考にできます。
おすすめ⑤やさしくわかる! 登録販売者1年目の教科書
この本は症状別に薬に選び方がわかるようにまとめられた1冊。
漫画やイラストが多めに使われているのでとっつきやすい印象を持たせてくれます。
成分の選び方がわかりやすいチャート式になっていたり、Q&A方式で疑問を解決してくれるのでとても読みやすく、スルスル進めることができます。
また、先輩登録販売者が接客で気をつけている点やどのように勉強をしているかのインタビューも載っているので貴重な意見が聞けるのも大きなポイント。
おすすめ⑥現場で差がつく! もう迷わない! ユーキャンの登録販売者お仕事マニュアル 症状と成分でわかるOTC薬 第2版
他の勉強本をギュッとまとめたような勉強本。
取り扱いの多い市販薬を138個厳選し、特徴や比較ポイントをカタログ形式で掲載。
オールカラーで見やすく、症状別・カテゴリ別にお薬の選び方がわかりやすくまとまっています。
また、疲れ・不眠・貧血など悩んでいる人が多い症状には薬だけでなく、生活のアドバイスが載っています。
現場ではお薬も大事ですが、こういった生活のアドバイスが何よりも大切だったりするのでとても有益な本になっています。
おすすめ⑦現場で差がつく! ユーキャンの新人登録販売者お仕事マニュアル 第2版
こちらも登場の現場で差がつくシリーズ。
先ほどは症状が起こる仕組みとそれに有効な成分・商品比較をメインとした1冊でしたが、こちらはお客様の訴えに応じた症状からチャート形式で簡単にお薬が選べるようになっています。
こちらも薬以外にもオーラルケア・健康食品などお問い合わせの多いテーマについてまとめてくれているのでこれまた嬉しい内容となっています。
おすすめ⑧OTC医薬品の比較と使い分け
薬のカテゴリごとに成分の作用がまとめられています。
症状から成分が簡単に選べるチャート形式。
ポイントだけがまとまった無駄のない作りになっていますので復習する時の参考書としておすすめの1冊。
おすすめ⑨現場で使える 薬剤師・登録販売者のための漢方相談便利帖 症状からチャートで選ぶ漢方薬
登録販売者試験のとき、漢方が苦手だったという人は多いのではないでしょうか?
試験勉強ではお客様のどんな症状におすすめするのかイメージがない状態なので、ほぼ暗記になってしまい、苦手意識を持つ登録販売者は少なくありません。
この本はお客様の症状から簡単に漢方を選べるチャート形式でまとめられているのでだいぶわかりやすくなっています。
今のうちに苦手を克服しておきましょう。
おすすめ⑩現場で使える 薬剤師・登録販売者のための漢方相談便利帖 わかる!選べる!漢方薬163
漢方の知識をもっと増やしたい!という方におすすめの1冊。
漢方を構成している成分がどんな意味を持っているのか深掘しています。
類似漢方との違いや使い分けなども記載してくれているのでここまで理解できたら漢方マスターと言っても過言ではありません。
どんな人におすすめ?
さておすすめの勉強本を10冊紹介しましたが、簡単にそれぞれがどんな人におすすめなのかまとめてみましょう。
現場に出たことのない人は登録販売者がどのようにして働いているのかを確認できる本を読んでおくとイメージしやすいでしょう。
仕事内容がわかっているだけで全く違います。
実践的な知識の勉強には症状から商品の選び方がわかりやすくまとめられた本がおすすめ。
よく聞かれる症状はしっかり勉強しておきましょう。
症状が起きる仕組みを知っているとお薬が選びやすくなります。
もっと学びたい!というあなたには少しレベルアップした内容がおすすめ。
生活のアドバイスや漢方薬もおすすめできるようになればお客様からの信頼も厚くなること間違いなしです。
あなたに相談してよかった、と言われる登録販売者になりましょう。
「もっと勉強したい!」という人にはドラッグストア薬剤師に向けて紹介しているおすすめの勉強本も参考にしてみるといいかもしれません。
参考▶【新人からベテランまで】ドラッグストア薬剤師におすすめの勉強本10選!
おすすめの勉強の進め方
勉強本を使って事前にお薬の知識を習得することもとっても大切ですが、おすすめの学習方法はお客様に聞かれてわからなかったことをその場で調べる方法です。
事前に勉強していても実際にお客様に聞かれた時にどうしても思い出せない時もきっとあるでしょう。
あれ?勉強したはずなのに…。
その時がまさに勉強のチャンス。
「この知識は必要だ!」と強く感じた時に入ってきた情報はずっと頭の中に記憶されているものです。
事前に勉強を行い、それでも答えられなかった質問はその場で勉強し直す、そうすることであなたの中に生きた知識がどんどん増えていくはずですよ。
最初は上手くいかなくても少しずつ生きた知識を増やしていきましょう。
あなたに聞けば何でも教えてくれるのね、
と言われたときには嬉しさMAX。
まとめ
以上、登録販売者におすすめの勉強本10選でした。
- 現場で使える新人登録販売者便利帖
- 現場で使える 新人登録販売者便利帖 症状から選ぶOTC医薬品
- 現場で使える 新人登録販売者便利帖 もっと症状から選ぶOTC医薬品
- 現場で使える 新人登録販売者便利帖 成分と特徴で選ぶOTC医薬品
- やさしくわかる! 登録販売者1年目の教科書
- 現場で差がつく! もう迷わない! ユーキャンの登録販売者お仕事マニュアル 症状と成分でわかるOTC薬
- 現場で差がつく! ユーキャンの新人登録販売者お仕事マニュアル
- OTC医薬品の比較と使い分け
- 現場で使える 薬剤師・登録販売者のための漢方相談便利帖 症状からチャートで選ぶ漢方薬
- 現場で使える 薬剤師・登録販売者のための漢方相談便利帖 わかる!選べる!漢方薬163
自分に合った勉強本で勉強し、どんどん現場で生かしていきましょう。
知識やそれ以外でも現場に出た後に役立ちそうな情報も更新しています。
よかったら覗いていってくださいね。
参考▶命の母A/ホワイト/アクティブ/メグリビの違いや口コミ・最安値を徹底調査
参考▶【接客業はクレームが怖い】怒られた時の立ち直り方と怒られないための3つの対策
もし今回の内容がいいなと思っていただけましたら、下のボタンをポチッとしてもらえたら嬉しいです。
あなたのサイトやブログへのリンクも気軽にどうぞ。
コメント