ドラッグストアで働く時、

OTC医薬品の知識がないと不安だ……。
OTCがわかりやすく勉強できる本を知りたい!
と思う人は多いです。
そこでこのページではドラッグストアで働く私がOTC医薬品を勉強する時に役立つ勉強本を紹介します。
実際に働いているからこそ「これならわかりやすい!」「私も新人の頃にこんな本で勉強したかった……。」という感想を込めてまとめます。
後半にはドラッグストア業務には直接関係なくても、薬剤師であれば読んでほしい本も紹介します。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
OTC医薬品のおすすめ勉強本10選

最初におすすめの勉強本の一覧はこちら。
- 【新人向け】OTC医薬品の基本から学びたいときの勉強本
- 現場で使える 新人登録販売者便利帖 成分と特徴で選ぶOTC医薬品
- 現場で差がつく! ユーキャンの新人登録販売者お仕事マニュアル 第2版
- 現場で使える 薬剤師・登録販売者のための漢方相談便利帖 症状からチャートで選ぶ漢方薬
- 【中堅〜ベテラン向け】OTC医薬品を調べたいときの勉強本
- OTC医薬品の比較と使い分け
- 今日のOTC医薬品
- 健康食品・サプリメントと医薬品との相互作用事典 第2版
- 【全薬剤師向け】その他におすすめの勉強本
- ドラッグストアQ&A/ドラッグストアQ&A part2
- 剤師になったら最初に読みたい 大学で教えてくれなかったお金の本
- これが私の薬剤師ライフ 6年制卒50人がキャリアを語る

うぅ、たくさんある……。
と、ひるんでしまったでしょうか?
ここで紹介する本は新人向けから、中堅〜ベテラン向け、全薬剤師向けの3つの分類で分けています。
まずは自分がどこのポジションに居るのか、または気になる分野の本から手にとってみてください。
それでは、それぞれの本の特徴を見ていきましょう。
【新人向け】OTC医薬品を基本から学びたいときの勉強本
最初にOTC医薬品を基本から学びたいという人はこちらがおすすめ。
【1.現場で使える 新人登録販売者便利帖 成分と特徴で選ぶOTC医薬品】
風邪薬や胃薬などで実際に店頭にある商品を3つ選択し、その3つの商品のそれぞれの特徴をあげて比較しています。
嬉しいのが比較のポイントも教えてくれること。
自分が実際に現場に出た時に同じように商品を比較する時に参考にできます。
【2.現場で差がつく! もう迷わない! ユーキャンの登録販売者お仕事マニュアル 症状と成分でわかるOTC薬 第2版】
取り扱いの多い市販薬を138個厳選し、特徴や比較ポイントをカタログ形式で掲載。
オールカラーで見やすく、症状別・カテゴリ別にお薬の選び方がわかりやすくまとまっています。
【3.現場で使える 薬剤師・登録販売者のための漢方相談便利帖 症状からチャートで選ぶ漢方薬】
国家試験の時、漢方が苦手だったという人は多いのではないでしょうか?
この本はお客様の症状から簡単に漢方を選べるチャート形式でまとめられているのでだいぶわかりやすくなっています。
今のうちに漢方の苦手を克服しておきましょう。
お気付きの人もいるかも知れませんが、実はこれ薬剤師だけではなく、登録販売者に向けて作られた本たち。
ただし、内容は侮るなかれ。
薬学生のときには馴染みのないOTC医薬品の成分だけでなく、商品の使い分けについてもわかりやすく解説されています。

私も読んで勉強しました!
他にも基本から学びたいという人はこちらのページもチェックしてみてください。
参考▶【試験合格後】登録販売者が現場で役に立つおすすめの勉強本10選
このページで紹介している他の本は、商品よりも薬効薬理や病態について詳しく学べる本になります。
国試を受かっている人であれば特に必要ないかと思いますが、苦手だったという人は最低限市販薬で対応できる範囲については理解しておくようにしましょう。
【中堅〜ベテラン向け】OTC医薬品を調べたいときの勉強本
続いて、

OTC医薬品についてはあらかた理解した!
でも、この成分を使っている医薬品はどれだっけ?
妊娠・授乳中に使える?
など、医薬品の内容を調べたい時におすすめの勉強本はこちらの3冊。
【4.OTC医薬品の比較と使い分け】
ポイントだけがまとまった無駄のない作りになっていますので復習する時の参考書としておすすめの1冊。
【5.今日のOTC医薬品】
薬学生の時におなじみの“今日の治療薬”を彷彿とさせる勉強本。
内容も作用・成分・禁忌など、なんでもわかる辞書のような1冊。
【6.健康食品・サプリメントと医薬品との相互作用事典 第2版】
医薬品と相互作用のある食品(野菜、果物、健康食品、サプリメント、ハーブ、嗜好品等)について、3段階の危険度(高・中・低)で示したハンドブック。
日本医師会・ 日本歯科医師会・日本薬剤師会が総監修し、厚生労働省のホームページで「信頼できる健康食品情報源」として紹介されています。
こちらの3冊は「初めての1冊に」というよりは、レベルアップのための勉強本になります。
そのため、中堅〜ベテランのドラッグストア薬剤師は持っていて損にはならないでしょう。
【全薬剤師向け】その他におすすめの勉強本
その他、ドラッグストアの薬剤師におすすめしておきたい勉強本はこちら。
【7,8.ドラッグストアQ&A/ドラッグストアQ&A part2】
ドラッグストアに寄せられる質問を編集したマニュアル本。
薬、健康食品だけでなく、化粧品、ベビー用品、生活用品などあらゆる情報がわかりやすく解説されています。
人気のシリーズで、part3を待ち望む人の声もチラホラ……。
【9.薬剤師になったら最初に読みたい 大学で教えてくれなかったお金の本】
大学では教えてもらっていない、薬剤師のお金の話。
世の中にマネー本はたくさん溢れていますが、薬剤師に向けた初のマネー本!
これからの時代は医療関係者もお金の勉強は必須です。
【10.これが私の薬剤師ライフ 6年制卒50人がキャリアを語る】
2012年に6年制薬科大学・薬学部の1期生が卒業して、今年でちょうど10年。
薬局、ドラッグストア、病院、大学、企業など多様な進路を選択した、20~30代の6年制卒薬剤師が、自身のキャリアについて悩みや失敗談なども交えて紹介。
将来や今後のキャリアに悩む薬剤師必見の1冊。
この4冊は今までと少し毛色が変わった勉強本。
『ドラッグストアQ&A』は私が新人の頃に先輩が譲ってくれた勉強本です。
薬学生の時にほぼ触れることのない化粧品や日用品に関する知識を知ることができるので、めちゃくちゃお世話になりました。

仕事の休憩時間に読んで過ごしてました。
『薬剤師になったら最初に読みたい 大学で教えてくれなかったお金の本』はドラッグストアの業務には一切関係ありません。
しかし、お金の話は薬剤師である以前に、日本人全員が必須の話。
特に医療関係者は金融に疎い人も多いですが、損しないためには必読の1冊です。

私もNISAやiDeCo始めてます。
『これが私の薬剤師ライフ 6年制卒50人がキャリアを語る』は新人からベテランまで全員が考えておきたいキャリアの話。
一度自分のキャリアを見直しておきたいと考えたときには参考にしたい1冊ですね。
まとめ:就職してからも勉強は必須!

以上、ドラッグストア薬剤師におすすめの勉強本10選でした。
おすすめの10冊はこちら。
【1.現場で使える 新人登録販売者便利帖 成分と特徴で選ぶOTC医薬品】
【2.現場で差がつく! もう迷わない! ユーキャンの登録販売者お仕事マニュアル 症状と成分でわかるOTC薬 第2版】
【3.現場で使える 薬剤師・登録販売者のための漢方相談便利帖 症状からチャートで選ぶ漢方薬】
【4.OTC医薬品の比較と使い分け】
【5.今日のOTC医薬品】
【6.健康食品・サプリメントと医薬品との相互作用事典 第2版】
【7,8.ドラッグストアQ&A/ドラッグストアQ&A part2】
【9.薬剤師になったら最初に読みたい 大学で教えてくれなかったお金の本】
【10.これが私の薬剤師ライフ 6年制卒50人がキャリアを語る】
今回紹介したもので、少しでも気になったものはすぐにチェックしてみてくださいね。
当ブログでは知識以外の現場で必要な情報も更新しています。
参考▶【人見知り克服】接客業は向いていないと言われた私が接客業を続けられた方法

もし今回の内容がいいなと思っていただけましたら、下のボタンをポチッとしてもらえたら嬉しいです。
ツイッターでも情報を発信していますので、もしよかったらフォローお願いします。
コメント