ドラックストアなどで重宝される登録販売者の資格に興味がある方が近年増えています。
でもそんな時に
働きながらでも登録販売者の資格は取れる?
いくつか勉強方法があるみたいだけど
どんなメリット・デメリットがあるの?
などといった疑問や悩みを抱えている人もいませんか?
このページではこういった疑問や悩みに答えつつ、どうしたら効率よく登録販売者の資格を取得できるかについて、分かりやすくまとめました。
実際にドラッグストアで働きながら資格を取得した社員・パートさんたちにインタビューした内容も載せていますのでぜひ最後まで見ていってください。
それでは早速見ていきましょう。
働きながら登録販売者の資格は取れるのか?
結論、働きながら資格を取ることは可能です。
現在の学習教材はわかりやすいものが増えており、短い時間でもコツコツ勉強を進めたら合格を目指すのも決して不可能な事ではありません。
実際に私の働いているドラッグストアの登録販売者の資格取得者のほとんどが働きながら資格を取っています。
でもどうやって勉強したら良いのかわからないよ。
時間も取れないし…
という方も大丈夫。
勉強方法にはいくつか種類があるのですが、状況に合わせて正しいものを選択し、こつこつ努力したら合格にぐっと近づくことができます。
なので繰り返しになりますが、働きながらでも登録販売者の資格を取ることは可能なんです。
それでは自分に合った正しい勉強法はどうやって見つけたら良いのでしょうか?
次の項目からその話をしていきましょう。
登録販売者試験の勉強方法3つとメリット・デメリット
まずこの項目では3つの勉強方法を紹介します。
次の項目で働きながら資格の勉強をしたい人におすすめの方法がどれなのか示しますので、ここでは3つそれぞれの勉強方法の特徴やメリット・デメリットをおさえておきましょう。
- テキストなどを購入し、独学で学ぶ
- 通信教材を使う
- 勤務先のサポート制度を利用する
それでは1つずつ見ていきましょう。
勉強方法1.テキストを購入し、独学で学ぶ
本屋さんや通販サイトではたくさんの資格取得の為の勉強本が売っています。
それらを使って自分で勉強をしていく方法で、おそらく多くの方が始めに試す方法ではないでしょうか?
そんな独学のメリットはテキストが一冊数千円程度と手軽に買えて、好きな時間に勉強が出来ること。
勉強がもともと好きな人、コツコツ自分のペースで勉強を進めたい人に向いている方法です。
テキスト選びってワクワクする!
デメリットは、苦手を克服しにくいこと。
わからないことを調べても、それでもよくわからないってことありますよね。
サポート機能などがない独学ではそんな状況におちいった時に、暗記するしか手立てがなくなってしまいます。
基礎の段階でつまずいてしまうと、その後は暗記だらけの苦行。
これでは資格の勉強をしてるのか、記憶力のテストをしているのかわからなくなってしまいます。
こんなにたくさん暗記できないよ…。
またその他にも進捗管理がしづらいというデメリットも。
独学は自分のペースで進められるという事が挙げられますが、これは逆に言うといつでもサボれてしまうということ。
そうなるとついつい先延ばしにしてしまうのが人間の性。
試験前に焦って一夜漬けをした経験がある人も多いのでは?
つまり独学はこんなイメージ。
始めるのは簡単だが進めるのは難しい方法
それでも「まずは独学で挑戦したい」というあなたは独学におすすめの勉強本を15個まとめたページもありますので参考にしてみてください。
勉強方法2.通信教材を使う
通信教材もネットで調べるとたくさん出てきますよね。
しかし通信教材は本屋さんで買うようなテキストに比べて値段が高いので手が出しづらいがデメリット。
2万〜10万円のものまで幅広い。
その代わりのメリットが、サポート機能が充実していること。
その一例が
- わからないことに答えてくれる質問機能
- スキマ時間の活用に便利なeラーニング
- モチベーション維持に役立つ進捗サポート
などなど
実際の試験形式の模擬を開催しているところや、試験直前講義を開催しているところなどもあります。
使えるサポートは全て使い倒して置きたいのが通信講座ですね。
よーし、頑張るぞ!
つまり通信教材のイメージはこんな感じ。
始めるハードルは高いが、進めるためのサポート機能が充実した方法
どんな通信講座があるのか紹介しているページもありますので気になった方はこちらもチェック。
参考▶【登録販売者試験】通信講座のおすすめ5つ。どんな人に向いているか?
勉強方法3.勤務先のサポート制度を利用する
企業では登録販売者の需要が非常に高いので、資格取得に向けたサポート制度を取り入れているところもあります。
割引価格で受講が可能なところや、中には無料で受けられる企業も存在しますので利用しない手はありません。
テキストはオリジナルで作っているところもあれば通信講座と提携しているところなど様々です。
ただし、サポート制度を導入しているかは企業により大きく異なります。
ご自身の企業ではサポート制度が導入されているか必ず確認しましょう。
使用できる人は是非使用してください。
つまりサポート制度のイメージはこんな感じ。
使える人がかなり限定的だが、真っ先に優先すべき方法
働きながら資格を取るのにおすすめの勉強方法
さて、それぞれの勉強方法の特徴を見てきたところで、働きながら資格を取るためにはどの勉強方法がおすすめなのでしょう?
またしても結論から言ってしまうと、真っ先に優先すべきは勤務先のサポート制度。
働いている企業にそういったサポート制度が導入されていないかまずは確認してみましょう。
福利厚生の欄に「資格取得サポート制度」などは記載されていませんか?
しかし、こちらを活用できる人はかなり限定的。
サポート制度を導入していなかったら自分で勉強を進めなくてはいけません。
そうなるとテキストを使った独学か、通信講座を利用するかになるのですが、私のおすすめは断然通信講座。
テキストを使った独学に比べると、合格の確実性がより高いことが理由に挙げられます。
理解のしやすさはもちろんですが、質問機能で苦手克服が、モチベーション維持に役立つ進捗管理システムなど、学習の進達が容易になっています。
でも値段が高いんでしょ?
という方もいるかも知れませんが、確実性に比べたら大きな問題ではありません。
その理由は登録販売者の資格がお給料に直結するから。
登録販売者の資格を持っているとお給料にこれほどの差ができます。
正社員:資格手当で月に5000円〜1万円程度
パート・アルバイト:時給数十円〜1,000円アップ
参考▶【売上トップ10社】ドラックストアで働く登録販売者の給料ランキング2021年度最新版
仮に5万円の教材費がかかっても年収が10万円アップしたら1年かからずに費用分はチャラにできますよね。
そのため独学よりも確実性の高い通信講座がおすすめというわけ。
そっか、それなら合格率の高いものを選ばないと…!
特に時間がない、自分だけでは怠けてしまいそうだ、という方は通信講座は要チェック。
こちらで紹介するものは2〜6万円程度のもので比較的選びやすく、口コミや評判の良いものを集めていますので気になった人は確認してみてください。
参考▶【登録販売者試験】通信講座のおすすめ5つ。どんな人に向いているか?
働きながら資格を取った社員・パートのインタビュー紹介
それでは実際に働きながら登録販売者の資格を取った社員やパートさんは一体どんな方法で勉強していたのか気になりますよね?
そこでこのページでは私が働いているドラッグストアの登録販売者にインタビューした内容を掲載。
ちょうどサポート制度、通信講座、テキストの独学を経験した人がいたので3例紹介します。
会社のサポート制度を利用した社員(男性・20代)
サポート制度ってどうですか?
分厚い資料が送られてきて、それをひたすら進めていく感じかな。
負担額が少なくて済むから、とりあえずで始めたけどなんだかんだ まとまってるし わかりやすかったかな。
進捗状況を上司に報告しなくちゃいけないからサボれないしね。
試験前にしたことってあります?
試験前はひたすら過去問解いてたよ。
やっぱり過去問から出るからね。
通信講座を利用したパート(女性・50代)
通信講座ってどうですか?
わかりやすいよ〜。
本屋で参考書買った時もあったけど、全然意味わかんなくて。
高校とか大学とかで理系だったら少しはわかる分野もあるのかもしれないけど、私は文系だったからちんぷんかんぷん。
試験前にしたことってあります?
教材にまとめ集みたいなのが付いてたから、それを持っていって休み時間に確認してたかな。
テキストを使って独学したパート(女性・40代)
テキストってどうですか?
教科書みたいな感じだよ。
図とか表とかたくさん載ってる方がわかりやすいかもね。
毎日やる暇はないから休日に時間見つけて進めてたかな。
試験前にしたことってあります?
テキストに書き込んだところの復習をしてたかな。
三者三様いろんな意見が出ました。
皆さん自分にあった勉強方法で学習を進めたようですね。
働きながら合格を目指そう!
以上、登録販売者資格試験の勉強方法についてまとめました。
方法は以下の3つ。
- テキストを購入し、独学で勉強する
- 通信講座を利用する
- 勤務先のサポート制度を利用する
それぞれのイメージはこんな感じ。
テキストで独学:始めるのは簡単ですが進めるのは難しい方法
通信講座:始めるハードルは高いが、進めるためのサポート機能が充実した方法
サポート制度:使える人がかなり限定的だが、真っ先に優先すべき方法
登録販売者の資格はお給料に直結しますので、まずは会社にサポート制度があるか確認。
それが存在しない人は通信講座を利用するのがおすすめでしたね。
インタビュー内容なども参考に自分に合った勉強方法で合格を目指しましょう。
テキストや通信講座についてはおすすめをまとめたページもあるので、それもチェックしてみましょう。
参考▶【登録販売者試験】通信講座のおすすめ5つ。どんな人に向いているか?
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