接客業で働いているのに人見知りで困っている。
そんな人は案外多いようです。
このページでは人見知りなのに接客業で働いている当事者である私が、「人見知りでこれはつらかったなぁ」というエピソードを紹介します。
人見知りの人には共感してもらえるエピソードばかりだと思いますので最後まで読んでみてくださいね。
人見知りが接客業で働いてつらいと感じたエピソード
いきなりですが私は人見知りです。
小さなときは親戚や近所の人に声をかけられても全く話すことができず、親の背中に隠れて下を向いている子供でした。
それは大きくなってからも変わらず、接客業に就職することを決めたときに、親だけでなく数少ない周りの友達からも本気で心配されるほどでした。
そこで、このページでは「人見知りが接客業で働いていてきつかったエピソード」として5つ紹介します。
- お客さんに話しかけるタイミングや言葉がわからない
- 声が小さいので聞き取ってもらえなかったり自信がないように見られる
- 話の内容が伝わらない
- 接客後に一人反省会
- 真面目だと思われて仕事を頼まれる&NOと言えない
これだけでも
うわ〜、あるある!!
と共感してくれる人もいると思いますが、1つずつ見ていきましょう。
あるある1:お客さんに話しかけるタイミングや言葉がわからない
接客業のお仕事、それは接客です。
当たり前なのですが、お客さんと話さないことには始まりません。
しかし人見知りの私達はそれ以前に、お客さんにコンタクトをとる時点ですでに心臓はバクバクです。
あの人は優しそうだから話聞いてくれるかな?
いつ話しかけたらいいかな?
なんて声をかけよう?
なんて、心のなかではいろんな事を考えています。
色々考えすぎて、「うん、あの人は様子を見て見送ろう」なんて挫けた回数は数知れず……。
あるある2:声が小さいので聞き取ってもらえなかったり自信がないように見られる
人見知りの人は声が小さいのがデフォルト(違う方がいたらごめんなさい……)。
声が小さいので、頑張って話しても聞き取ってもらえないことが……。
何度も聞き取ってもらえなかったりすると、
恥ずかしつらい……。
なんて心がポッキリ折れてしまいます。
聞き取れたとしても声が小さいので自信がなく見えます。
お客さんに「あなた従業員ですよね?他に説明してくれる人いないの?」とお叱りを受けたこともあります。
そうなるともう立ち直れない……。
その日はなるべくお客さんに出くわさないようにひっそりしています。
お客さんに怒られるとなかなか立ち直れない、という人に向けたページもあります。
気になる人はこちらをチェック。
参考▶【接客業はクレームが怖い】怒られた時の立ち直り方と怒られないための3つの対策
あるある3:話の内容が伝わらない
接客中はとてつもなく緊張します。
同じ内容を何回も話したり、言葉につまってしまったり……。
一人で脳内シュミレーションをくりかえしても、いざ対面ではうまく喋れません。
そんなこんなでお客さんに「ん〜、いいや。いつものやつ買っていきます。」と言われるのが定番でした。
あるある4:接客後に一人反省会
接客後にはすぐさま一人反省会。
頭に浮かぶのはうまくいかなかった接客ばかり。
こう言えばよかったかな?
嫌な感じに思われてないかな?
あぁ、恥ずかしい。
なんでいつもうまくできないんだろう……。
と、どんどん自信がなくなります。
そうなると接客はただただ苦行。
毎朝「今日は少しでもお客さんが少ないといいなぁ」という気持ちのまま仕事に向かう憂鬱な日が始まります。
あるある5:真面目だと思われて仕事を頼まれる&NOと言えない
接客が苦行に変わると、どうやって「忙しくて接客に行けないように見せるか」を考えるようになります。
その結果、黙々と一人でできる作業に没頭。
ただただ一人で仕事をしているだけなのに、何故か周りからは「真面目な人」と思われて仕事を頼まれるようになります。
そして厄介なのが人見知りさんは頼まれるとNOと言えないのもデフォルト。
本当は他にもやらなくてはいけない仕事が山程あるのに断れずに仕事を抱え込むことになるのです。
あ〜、本当は他にやりたい仕事があるけど、やれないこともないか。
ちょっと残業したら終わるかな。
しかし、頼まれごとは断れない人に次から次へやってきます。
接客にも作業にも追われ八方塞がりに。
このまま接客業で働けるの?人見知りは直せる?
さて、これまで出てきた人見知りエピソード、共感してくれる接客業に務める人見知りさんもいらっしゃるのではないでしょうか?
でもここで気になってくるのが、
このまま接客業で働けるんだろうか?
人見知りを治す方法はないの?
ということですよね。
答えは、人見知りは直せます。
これは私が今現在、人見知りが直ったからです。
正確には今の状態で初対面の人にあっても、人見知りとは思われない程度には自然な接客ができるようになった、と自負しています。
ここまで持ってこれた、いわば「人見知り克服法」は長くなってしますのでここでは省略しますが、人見知りが原因で接客業がつらいと感じている人は諦めないでほしいな、と思います。
人見知りで接客業がつらいのは当然ですよね
以上、人見知りが接客業で働いていてつらいと感じたエピソードを5つ紹介しました。
- お客さんに話しかけるタイミングや言葉がわからない
- 声が小さいので聞き取ってもらえなかったり自信がないように見られる
- 話の内容が伝わらない
- 接客後に一人反省会
- 真面目だと思われて仕事を頼まれる&NOと言えない
接客業は人見知りの人ははなにかとつらい業界かも知れません。
しかし、つらいのはあなただけではありません。
私自身もたくさんつらい、きつい思いをしてきましたが、こうして接客業を続けてくることができました。
まずは「人見知りはデメリットだけではない、メリットもあるよ!」という内容をまとめたページも読んでみてくださいね。
もう無理!つらくてたまらない!ということであれば、すぐにでも転職することをおすすします。
しかし、もう少し頑張りたい、なんとか人見知りを克服したいという人は私なりの「人見知り克服法」も紹介します。
参考▶【人見知り克服】接客業は向いていないと言われた私が接客業を続けられた方法
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